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Switch「ひぐらしのなく頃に奉」公式サイトがオープン。「雛見沢停留所」などを含む計22本のシナリオを収録したサウンドノベルの概要を紹介
通常版パッケージビジュアル |
完全生産限定版パッケージビジュアル |
なお,本作は通常版(7980円+税),ダウンロード版(税込6980円),完全生産限定版(9980円+税)が販売される予定。限定版には,「圭一&紗都子の朗読劇ドラマCD」,「ビジュアルブック」(フルカラー/64ページ予定)が特典として付属するとのこと。
本稿では,本作の概要をまとめて紹介しよう。
「ひぐらしのなく頃に奉」公式サイト
総プレイ時間は100時間以上をうたっており,ボイスは12万ワード,BGMは120曲以上を収録という大ボリュームになる。また,Nintendo SwitchのTVモードなら,フルHDの解像度でプレイすることが可能だ。
シリーズファンなら,2015年に発売された「ひぐらしのなく頃に粋」(PlayStation 3/PlayStation Vita)が“完全版”として発売されたのを覚えているだろう。「粋」では,それまでにリリースされた家庭用ゲーム機版の全シナリオ19本が収録され,さらに全編フルボイス化された。
今回発売される「奉」では,19本のシナリオに加え,家庭用ゲーム機では初となる「雛見沢停留所」「ひぐらしアウトブレイク」「ひぐらしアウトブレイク〜神姦し編〜」が収録される。
なお,「雛見沢停留所」のキャラクターデザインは,コミカライズ時に作画を手がけた「ともぞ」さんが担当している。
さらに,おまけモードとして,シリーズに対する知識と愛が試される「クイズオヤシロショック Ver.2018」も用意される。
そのほか,本作の主題歌「僕達はもう知ってる」は新規制作で,志倉千代丸氏が作詞作曲を手がけ,松澤由美さんがボーカル担当となる。
雛見沢村は一見平和な村に見えるが,人が1人死に,1人が消息不明になる奇怪な事件が毎年6月に起きていた。プレイヤーは複数人の視点を通じて,この事件を軸に雛見沢村で起きた事件を読み解いていくことになる。
以下に,本作に収録されるシナリオの概要と,主要な登場人物を掲載しておく。ネタバレ要素もある程度含まれるので,文章は折りたたんで隠してある。詳細を読みたい人は「もっと見る」を押してほしい。
「ひぐらしのなく頃に奉」公式サイト
ひぐらしのなく頃に奉 登場人物紹介
(CV:保志総一朗)
本作の主人公。画家を生業とする父と母の3人暮らし。最近、都会から雛見沢に引っ越してきた。好奇心旺盛で熱血漢、都会の学校では成績優秀だったらしい。口が達者で、「口先の魔術師」の異名を持つ。
(CV:中原麻衣)
圭一の同級生。
世話好きな性格で、毎朝一緒に学校に通うなど、圭一とは一番の仲良しである。
かわいいものに目がなく、見つけると手当たり次第自宅に「お持ち帰り」してしまう癖がある。
かぁいいモードに入ったレナには一切の物理法則が通用しない強さがあるとか……。
(CV:雪野五月)
圭一の上級生。
クラスでは委員長を務めるリーダー格。
テンションが高く、ノリが良い姉御肌ゆえに周囲から慕われている。たまにおじさん臭くなるのはご愛嬌。
「部活」と称し、圭一たちと様々な遊びで日々盛り上がっている。
(CV:田村ゆかり)
主人公の下級生で沙都子とは同学年。
年齢に似合わぬ落ち着いた、物静かな性格。
沙都子とはまるで正反対だが、二人一緒にいることが多い。
たまに発する「み〜」「にぱ〜☆」などの口癖は、子猫のような愛くるしさで、破壊力抜群。
かぁいいモードのレナにいつもお持ち帰りされそうになる。
(CV:かないみか)
圭一の下級生。
文法的に怪しいお嬢様口調でしゃべる。
負けず嫌いな性格で、生意気な面もあるがまだ幼く、圭一や魅音にからかわれ泣いてしまうことも。
また、トラップを仕掛けるいう趣味を持ち、その才は魅音すらも恐れるほどである。
(CV:雪野五月)
隣町・興宮に住む、魅音の双子の妹。
「エンジェルモート」というファミレスでアルバイトをしている。
外見は魅音と瓜二つだが??
熊谷 勝也(くまがい かつや) (CV:川村拓央) 興宮署の刑事。したたかでフットワークが軽く、大石が最も信頼する部下のひとり。 |
知恵 留美子(ちえ るみこ) (CV:折笠富美子) 圭一たちが通う学校の担任教師。まだ年若いが、生徒たちに対する責任感は人一倍。カレーが大好き。 |
岡村 傑(おかむら すぐる) (CV:瀧本富士子) 圭一の後輩で、学校のクラスメイト。純粋でぽやんとした、ちょっと小太りの田舎少年。親友の富田といつも一緒にいる。梨花萌え。 |
亀田 幸一(かめだ ゆきかず) (CV:田中一成) 県内の高校で野球部に所属するエースピッチャー。その豪速球は全国級で、甲子園でも大活躍中。が、その実態はスイーツと萌えを愛でる熱血バカ。 |
富田 大樹(とみた だいき) (CV:松元恵) 圭一の後輩で、学校のクラスメイト。実家は豆腐屋。痩身でメガネをかけており、どことなく理屈っぽそうな印象を与える。沙都子萌え。 |
公由 喜一郎(きみよし きいちろう) (CV:塚田正昭) 雛見沢村の村長。かつてのダム反対運動では武闘派で鳴らしたが、今は人のいい好々爺。 |
北条 鉄平(ほうじょう てっぺい) (CV:宝亀克寿) 沙都子の叔父で、どうしようもないくらいの荒くれ者。最近、隣町・興宮から戻ってきた。 |
北条 悟史(ほうじょう さとし) (CV:小林ゆう) 沙都子の実兄。争いごとを好まない温和な性格。一年前に自宅を出たきり行方不明になっている。 |
間宮 リナ(まみや りな) (CV:氷上恭子) レナの父親が付き合っている女性。たびたび竜宮家を訪れて、3人で食事に出かけたりしているらしい。レナとは一見仲良しのようだが……。 |
ひぐらしのなく頃に奉 登場人物紹介【染伝し編】
(CV:水橋かおり)
雛見沢名家のひとつである『公由家』の親戚筋の女の子。かつては興宮に住んでいたが、父親の都合で都会へと引越した。
父母と祖母の4人暮らしで、明るく愛嬌があるおばあちゃんっ子。都会生活にもようやく慣れてきたが、時々ストレスを感じている。現在、千紗登の紹介で介護士のアルバイトをしている。
(CV:井ノ上奈々)
垣内(かきうち)署の刑事一課所属の刑事で、階級は警部。警察庁推薦組の幹部候補として、垣内署に出向している。
真面目だが、少々頑固で融通の利かないところが欠点。綿流しの夜に発見された、謎の焼死体を捜査したことがきっかけとなって、雛見沢の事件に関わってゆく。
佐伯 千紗登(さえき ちさと) (CV:佐藤利奈) 夏美のクラスメイト。都会の生活に慣れていない夏美のことを色々と気遣っている。マシンガントークの達人。有名な大病院の娘だが、およそ令嬢らしくないお調子者。 |
藤堂 暁(とうどう あきら) (CV:日野聡) 夏美の同級生で、片想い相手。美術の特待生として在学中。夏美の友達である千紗登と珠子とは、幼馴染の間柄。少々口下手で、朴念仁気味。千紗登によくからかわれている。 |
牧村 珠子(まきむら たまこ) (CV:福井裕佳梨) 夏美のクラスメイトで、委員長。千紗登の幼馴染で、暴走しがちな彼女のストッパー兼ツッコミ役。しっかり者で、家庭でも姉として小さな弟妹の面倒を見ている。 |
ひぐらしのなく頃に奉 登場人物紹介【影紡し編】
(CV:小野大輔)
警視庁公安の刑事で、階級は警視。
雛見沢大災害の後、謎の解明に奔走する大石に協力して、雛見沢村出身者の調査を行うべく垣内市を訪れた。
夏美たちには「興宮書房」の人間だと名乗っている。
妻の雪絵を5年前に失い、忘れ形見の美雪と二人暮らし。
赤坂 美雪(あかさか みゆき) (CV:沢城みゆき) 赤坂の娘で、昭和58年時点では5歳。公務に忙しい日々を送る父を誇りに思いながらも、時々寂しさも感じている。それでも、心配をかけまいと健気に振舞う、優しい少女。 |
南井 まどか(みない まどか) (CV:下田麻美) 垣内署所属の警官で、交通課巡査。巴の妹。元々はキャバクラでホステスをやっていたが、顧客のひとりだった山沖の勧めで警察官に就職した。楽天的でのんきな性格のため、正反対の巴とはよく衝突するが、姉のことを誰よりも心配している。 |
山沖 薫(やまおき かおる) (CV:若本規夫) 垣内署長で、階級は警視正。飄々としたナイスミドルだが、冗談と本気の境目がわからないほどに言動がいい加減な、自称『昼行灯』。現在、娘ほど年下のまどかと婚約中で、その姉の巴には蛇蝎のごとく嫌われている。…が、気にしていない。 |
藤田 慎吾(ふじた しんご) (CV:千葉進歩) 垣内署所属の刑事で、刑事一課巡査部長。同年代の巴にはあごで使われるパシリ役だが、彼女とのコンビは県警内でも有数の検挙率を誇る。妻帯者だが、どちらかというと恐妻家。巴には数々の弱みを握られて、頭が全く上がらない。 |
ひぐらしのなく頃に奉 登場人物紹介【宵越し編】
(CV:沢城みゆき)
主に野外系の記事を得意とする女性
フリーライター。暗闇でも物おじせず、飄々とした言動の中にも隙がない。
雛見沢には昔から興味があったらしい。
園崎 魅音(そのざき みおん) (CV:雪野五月) 和服姿の、妙齢の女性。常に日本刀を肌身離さず、危険な雰囲気を漂わせている。雛見沢出身者で荒川以上に色々と詳しいが謎の多い人物。 |
荒川 龍ノ介(あらかわ りゅうのすけ) (CV:前野智昭) 「週刊セブン」編集部に出入りするフリーライター。雛見沢村の大災害をさらに調査し、実際に自分の目で確かめようと現地取材を強行する。見栄っ張りだが、実は結構怖がり。 |
黒澤 工(くろさわ たくみ) (CV:石田彰) 十和田と同棲している青年。荒川たちが来た時には泥酔して、部屋の隅で寝転がっている。が、帰り間際に突然、姿を消してしまう。 |
乙部 彰(おとべ あきら) (CV:宮田幸季) とある目的で雛見沢を訪れたが、同行者とはぐれてしまい、雨の中で迷っていたところで魅音と遭遇する。気が小さく、常に消極的。魅音には「悟史」という少年に似ていると言われるが……。 |
十和田 八重(とわだ やえ) (CV:新谷良子) 閉鎖が解除された雛見沢に興味を持ち、同棲相手の工とドライブでやってきた。帰り支度をしていた間際に、荒川たちと出会う。引っ込み思案で、おとなしい性格。 |
ひぐらしのなく頃に奉 登場人物紹介【祭囃し/解々し編】
(CV:仁後真耶子)
垣内近辺の町に住む少女。
元々は茨城に住んでいたが、とある事件のために転校した。
内気で人見知りする性格。それでも、昔はまだ明るかったとのことだが…。
(CV:堀江由衣)
頭から角が生えた、謎の転校生。
梨花の親せきとのことだが、詳細は不明。
少々臆病で泣き虫だが、時々はっとさせられるような鋭い発言をすることも。
塚田 理(つかだ おさむ) (CV:中村悠一) 厚生大臣を務める代議士の第二秘書。巴の高校時代の先輩で、物静かな外見だが末は政治家を目指す野心家。以前は巴と交際していると噂が立つほど親密な仲だった。 |
ひぐらしのなく頃に奉 登場人物紹介【澪尽し編】
南井 巴(みない ともえ) (CV:井ノ上奈々) 警察庁広報部の報道対応係長で、亡くなった尾崎渚の事件の真相を追って竜宮礼奈の存在にたどりつく。強い意思を持って困難に立ち向かう女刑事。夏美とは年齢を超えた親友の間柄。 |
公由 夏美(きみよし なつみ) (CV:水橋かおり) 垣内の高校に通う女子学生。最近では新しい町での生活にも慣れて、明るく暮らしている。雛見沢御三家の重鎮、公由家の親せき筋だが村のことについてはあまりよく思っていない…? |
竜宮 礼奈(りゅうぐう れいな) (CV:中原麻衣) 雛見沢分校に通う女子学生。茨城に在住していた頃、学校で傷害事件を起こして転校した。現在は自らを「レナ」と名乗って、過去を思い起させないほどに明るく振る舞っている。 |
花田 史郎(はなだ しろう) (CV:間島淳司) 巴の元部下で、同僚の藤田とともに彼女のパシリ役を務める刑事。それなりに優秀だが、やや皮肉屋で自信過剰なところが玉にキズ。趣味は車の改造とカーレース参加。 |
ひぐらしのなく頃に奉 登場人物紹介【言祝し編】
ハィ=リューン・イェアソムール・ジェダ (CV:堀江由衣) 五次元の壁を越えて現在の世界に移り住むようになった「リューンの民」の入植状況を見守り、先住民への危害など違反行為を行う者に対して制裁することを任務とする「監視者(ジェダ)」のひとり。高位分子生命体のため、分子結合を操作することで肉体を実体・虚体に変換することができる。 |
古手 陸(ふるで りく) (CV:関智一) 古手神社の若き神主。引退した父と二人暮らしをしている。穏やかで世間ずれしていない優しい青年だが、芯は強い。巫女衣装には異常なこだわりがある…? |
古手 桜花(ふるで おうか) (CV:田村ゆかり) 羽入と陸の間に生まれた子。園崎家と公由家の手厚い庇護で育ったため、少々甘えん坊。不可視体となった羽入を感知できるなど、霊感に似た能力がある。 |
ひぐらしのなく頃に奉 登場人物紹介【アウトブレイク〜神姦し編〜】
惨劇に包まれた雛見沢に、偶然居合わせてしまった不幸な少女。
しかし彼女には重大な秘密が隠されていた…。
羽入と同じ、人ならざるモノたちの長。
“この地”には羽入たちよりも古くから住まい、かつては羽入たちと争ったこともある……。
ひぐらしのなく頃に奉 登場人物紹介【雛見沢停留所】
楽天的でいつも騒がしい後輩。
梨花の事を「梨花さん」と呼び、度を超えて慕っている。
都会に憧れ、山奥である雛見沢から離れたいと考えている…。
真面目で優等生に見える、少し大人びた印象を持つ女の子。
魅音の先輩で、魅音のハメを外した行動のストッパー役。
雛見沢のダム計画に反対をしているが、それにはとある事情が…。
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ひぐらしのなく頃に奉
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