「Punch Club」の開発チームが手がける墓地運営シミュレーション「Graveyard Keeper」のゲームプレイを紹介する最新トレイラーが公開

　tinyBuild Gamesは，「Punch Club」で大きな評価を得たロシアのLazy Bear Gamesが開発を行う墓地運営シミュレーション「Graveyard Keeper」（PC / Xbox One）の最新トレイラーを公開し，そのゲームプレイを5分程度にまとめて紹介している。


　「Stardew Valley」のような作品に影響を受けたと思われる本作は，それほど利用者のいない墓地を切り盛りする墓守となり，農地を開拓して自給自足を目指しつつ，幽霊と戦ったり，以前から存在していた地下墓地を探検して貴重なアイテムを獲得したりしていくというシミュレーションゲームだ。
　「最も史実に基づかない中世を舞台にした経営シム」と銘打たれているように，近隣の村人の不安を煽ったり，魔女狩りフェスティバルを開いて墓地の存在を知らしめたりといったマーケティングも必要になるなど，資本主義の始まりを体験できるゲームになるとのこと。


　本作には非常にダークな要素が多く，例えば近隣住民を招いてのパーティー会場では，バーベキューで提供する肉のコストを削減するために墓を掘り起こしてみたり，敷地を拡張する資金の余裕がなければ死体を川に流してしまったり，さらには墓で眠るのに必要のない血や内臓などを，ほかに必要としている人達に供給したりといった，未成年に似つかわしくない描写も多々含まれている。集めた資材から家具や武器などを生産するクラフティング要素もあり，なかなか遊び込める作品に仕上がりそうだ。

　すでに公開されているSteamの公式プロダクトページによると，本作は2018年中のリリース予定となっており，現時点では日本語化の予定はなさそう。グラフィックスも取っつきやすそうな雰囲気なので，この手の運営シミュレーションのファンは今後の続報に注目しておこう。

「Graveyard Keeper」公式サイト