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[TGS 2016]4K解像度&HDR対応「PlayStation 4 Pro」の映像は,より人間の目に近いコントラストを描き出す
PS4 Proの詳細については,発表時の記事や西川善司氏による解説記事に詳しい説明があるが,簡単に言えば,ハイエンド版PlayStation 4という位置づけの新モデルである。
注目すべき特徴としては,4K解像度(3840×2160ドット)およびHDR(ハイダイナミックレンジ)対応※が挙げられるわけだが,それによってゲームの映像はどう変わるのだろうか。会場のスタッフによる説明を受けながら,実機ベースのデモを見てきたので,その模様をまとめてみよう。
※ PS4 Proに限らず,初期型を含むすべてのPS4がHDR表示に対応予定である。
今回,プレゼンテーションを受けたのは以下の4タイトルだ。
「inFAMOUS First Light」と「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」は発売済みのタイトルだが,PS4 Proの発売後に,パッチ配信による4K解像度&HDR対応を予定しているという。これらのほかに,「The Last of Us Remastered」も,同様のパッチを開発中とのことだ。
HDRのメリットについては,カプコンのバンス・ジェームズ氏いわく「コントラストが出やすい」とのこと。なかでも,ライティングの精細さを挙げており,ゲーム世界の雰囲気をより表現できると同時に,「アーティストのこだわりがプレイヤーの目に届くようになる」と述べていた。
実際,薄暗い場所が舞台になる本作だが,コントラストが出ることで,暗がりに沈んでいたオブジェクトのディテールまでもが映像として描かれていた。
次の「Horizon Zero Dawn」では,日中の屋外を探索するシーンを見せてもらった。高所からの眺めでは,はるか遠くまで細かく描かれていることが分かり,広大な世界を実感できる。風に揺れる木や葉,宙を舞う埃といったところも,臨場感の盛り上げに一役買っている。
フレアも美しく再現されており,「人間の目により近い映像」(SIE ワールドワイド・スタジオの石立大介氏)を実現している。そして,雲はより鮮やかな白で描かれると同時に,その陰影がはっきりし,実在感が際立って見えたことも記しておきたい。
PlayStation 公式Webサイト
4Gamer「東京ゲームショウ2016」特設サイト
- 関連タイトル:
PS4本体
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バイオハザード7 レジデント イービル
- 関連タイトル:
Horizon Zero Dawn
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inFAMOUS Second Son
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アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝
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