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AMDからAppleへ移っていたGPUアーキテクトRaja Koduri氏がAMDに復帰
Raja Koduri氏。この写真は2005年10月に米国で開かれた「Radeon X1000」シリーズ発表のときのもの |
Koduri氏は,旧ATI TechnologiesでGPUアーキテクトとして,Radeonシリーズの開発など,グラフィックスハードウェアやソフトウェアの開発を担当していた人物だ(関連記事)。ATI TechnologiesがAMDに買収されたあとは,AMDにてグラフィックス部門の最高技術責任者(CTO)を務めていたこともあった。
そのKoduri氏がAMDを退職し,Appleへと転職したのが2009年。その後同氏はAppleにてグラフィックス部門を率いていたのだが,このたび同社を離れて古巣のAMDへと戻り,再びビジュアルコンピューティング部門を担当することになったというわけだ。
PlayStation 4のAPUに同社製品が採用されるなど,復調の兆しが見られるAMD。GPU設計やソフトウェア開発に20年のキャリアを持つというKoduri氏の復帰で,AMDのグラフィックス製品開発は,さらに勢いを増すことになりそうだ。
Koduri氏復帰に関するAMDのニュースリリース(英語)
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