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アイルランドのブックメーカーが「PlayStation 4」と「Xbox 720」の勝負を賭けの対象に。現時点ではPlayStation 4が優勢
同社のプレスリリースによると,現在対象になっているのは,北米時間の2013年2月20日に発表されたばかりのPlayStation 4と,まだ正式発表はされていないが,2013年内の発売が濃厚とされるMicrosoftの次世代コンシューマ機(リリースでは「Xbox 720」と呼ばれている)。勝負するのは,「ワールドワイドでの2013年内セールス」と,「ハードウェアの演算能力」の2つ。
Highest Worldwide Sales in 2013
8/13 PlayStation 4
6/5 Xbox 720
Greatest Computational Power(Flops)
2/5 PlayStation 4
7/4 Xbox 720
ここで,「8/13」というのは,13ポンドをベットして勝った場合,8+13ポンドのお金が払い戻されるということだ。日本で一般的な倍率に換算すると,年内のワールドワイドセールスではPlayStation 4が1.6倍(21÷13),Xbox 720が2.2倍,演算能力についてはPlayStation 4が1.4倍,Xbox 720が2.75倍となる。どちらもXbox 720のほうが高く,つまり,PlayStation 4が2013年内の次世代コンシューマー機の売り上げで勝利し,また演算能力も高いとPaddy Powerは見ているわけだ。
日本のサッカーファンなどにはなじみ深いかもしれないが,Paddy Powerはアイルランドやイギリスで広く展開するブックメーカーで,スポーツ分野のブックメイキングはもちろん,オンラインカジノも広く手がけている。また,世界で初めてオンラインベッティングのアプリを開発した企業として知られる。
コンシューマ機の売り上げがブックメイキングの対象になるのは前代未聞のことだと思われるが,次世代コンシューマー対決の行方が気になるのは,アイルランドでも同じであるようだ。
Paddy Power公式サイト
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