イベント
国内最大級のVR施設「VR ZONE SHINJUKU」がオープン。ダレノガレ明美さんとウーマンラッシュアワーが興奮を語ったセレモニーをレポート
このイベントには,ゲストとしてモデル・タレントのダレノガレ明美さんと,お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーが,VR ZONE SHINJUKUのアクティビティを体験した感想などを語った。本稿でその模様をレポートしよう。
オープニングセレモニーの冒頭では,来賓として招かれた歌舞伎町商店街振興組合の理事長を務める片桐基次氏が登壇し,VR ZONE SHINJUKUのような未来志向のアミューズメントが,“エンターテイメントシティ”を標榜する新宿・歌舞伎町を拠点とすることについて喜びを露わにした。
同じく来賓として登壇した新宿区長の吉住健一氏は,歌舞伎町が2005年より“歌舞伎町ルネッサンス”を掲げ,再生と活性化に取り組んできたことに言及し,その新しい名所としてVR ZONE SHINJUKUが多くの人に親しまれる存在になっていくだろうと展望を語った。
歌舞伎町商店街振興組合 理事長 片桐基次氏 |
新宿区長 吉住健一氏 |
続いて登壇したバンダイナムコエンターテインメント代表取締役社長の大下 聡氏は,VR ZONE SHINJUKUについて,「一度体験するだけではなく,二度三度と来たくなるようなおもてなしを用意しています」とし,「最高のVR施設を開業いたしました」と自信をのぞかせた。
バンダイナムコエンターテインメント 代表取締役社長 大下 聡氏 |
スペシャルゲストとして登壇したダレノガレ明美さんと,ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんおよび中川パラダイスさんは,セレモニーに先駆けて,いくつかのVRアクティビティを体験したという。
3人が最初に話題にしたのは,地上200メートルにある板の上を歩くVRアクティビティ「極限度胸試し 高所恐怖SHOW」。村本さんは,ダレノガレ明美さんが体験している姿を客観的に見ていて笑ってしまったそうだが,実際に自分で体験してみたところ,その怖さに思わず悲鳴を上げてしまい,一歩も歩けなかったことを明かした。またダレノガレ明美さんも,「体験前はただの板だと思ったのに,HMDを被った瞬間,世界が変わった」と表現。中川さんは,「進んでいくとぐらぐらするので,それ以上進めなくなる」として,リアルに恐怖を感じたと語った。
また村本さんは,足こぎグライダーで滑空する「極限度胸試し ハネチャリ」について,「リアルすぎて,上空に上がると酸素が薄くなったような気持ちになった」とも話していた。
左からダレノガレ明美さん,ウーマンラッシュアワー・村本大輔さん,同・中川パラダイスさん |
そして3名が口をそろえて「楽しい」「すごい」と絶賛したのが,「マリオカート アーケードグランプリVR」だ。村本さんが「ホップ・ステップ・ジャンプと段階を踏むのではなく,ホップ・ステップからワープしたくらい急に未来に行った感じ」と述べると,中川さんも「風船にぶら下がっているハンマーや亀を自分の手で取って,周囲を見渡し,ぶつけたい相手に向かって投げられる。あれは本当にすごい」と具体的に感想を述べていた。
またダレノガレ明美さんが「空を飛ぶところは,本当に浮いている感じがした」と感想を漏らすと,村本さんも「筋肉と脳が反応するんだよね」と同意し,「未来に触れるとはまさにこのこと」と話していた。
さらにVR ZONE SHINJUKUのキャッチコピーである「さあ,取り乱せ。」についても,3名は「十分取り乱しました」とコメント。中川さんは「取り乱しすぎて,HMDを外した瞬間,落ち着いているスタッフと目が合って少し恥ずかしかった」,ダレノガレ明美さんは「叫びすぎて,今,声が嗄れています」と告白した。そして村本さんは,「ゲームの世界に入って遊べるなんて映画の中のことだと思っていた。信じられない」とあらためて感想を述べていた。
オープニングセレモニーのエンディングは,これまでに登壇した来賓およびゲストに,VR ZONE SHINJUKUの施設管理を担当する東急エージェンシー代表取締役社長の桑原常泰氏を加えた7名によるテープカット。テープに鋏が入ると,VR ZONE SHINJUKUの外壁に,このときのためだけに作られたという特別演出のプロジェクトマッピングが披露され,オープンを祝った。
VR ZONE SHINJUKU公式サイト
- この記事のURL:
キーワード