”パルフェ”の世界観を引き継ぐ工画堂の新作RPG「イアルサーガ」
※画像はすべて,プロモーションムービーのものです。
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工画堂スタジオは,シングルプレイRPGの新作「イアルサーガ ミマナの導き」を2005年夏に発売するとアナウンスした。 コンシューマゲームに多いチビキャラ/トップビュータイプのPRGだが,同社が展開する魔法店経営シム"リトル ウィッチ・パルフェシリーズ"の世界観を引き継ぎ,"魔法の調合"という概念も盛り込まれるという。
本作の舞台は,「リトル ウィッチ・パルフェ」から1000年以上が経過した,「神魔石とその子供である六属性の魔石による加護を受けし魔法世界イアル」。"魔法科学"の発達により,魔法を動力とした鉄道や"飛空船"が各国間を行き来する時代に入っている。 その世界のバランスが,滅亡したはずの闇の国の一族,ベラン族の暗躍により突如崩壊し,平和であった世界は凶暴で獰猛な魔物達が跋扈する混沌の時代を迎える。そして,その事態を重く見た主要国は冒険者ギルドを設立,冒険者達に魔物の討伐と事態の究明に当たらせることになった。 そうした世界と時代の中で,ベラン族の手により村を焼かれて故郷と家族を失った主人公(?)の少年クレイスは,不思議な歌姫の少女セフィとともに旅を続けている。そして,幾度かの苦難を乗り越えつつ,水の国の王都フロルエルモス("リトル ウィッチ・パルフェシリーズ"の舞台となった街)にたどり着く……。
画面表示はトップビューで移動は8方向スクロール,戦闘はターン制でコマンド選択形式が採用される。要するに,近年のPCゲームとしてはある意味貴重ともいえる,シンプルなRPGになるようだ。 制作には"くろねこさんちーむ"が当たり,音楽は齋藤博人氏が担当する。また,ゲーム内のアニメーション映像は,アニメーション・実写・CGを手がける総合映像プロダクションの「ユーフォーテーブル」が制作し,監督はフリーのアニメーター集団「スタジオへらくれす」に属する小船井充氏が務める。DVD-ROMで発売される点も併せ考えると,アニメーションによる演出をふんだんに盛り込んだ,キャラクター要素の強い作品になるのだろう。 ほのぼの系,音ゲー,泣きゲーと芸幅の広い"くろねこさんちーむ"の作品だけに,いったいどういうテイストのストーリーになるのか,楽しみに見守りたい。(Guevarista)
「イアルサーガ ミマナの導き」 発売予定:2005年夏 価格:未定 動作環境:Windows 98/Me/2000/XP
(C)2005 KOGADO STUDIO,INC.
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