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MMORPG「Cardinal Saga」アイテム課金で本日より正式サービス
2005/07/19 18:26
 先日「こちら」のニュースでお伝えしたように,SeedCの運営するMMORPG「Cardinal Saga」は,本日(7月19日)をもって正式サービスに移行する。これに伴って追加される,新しい種族,地域,アイテムの情報をお伝えしよう。

 話の順番がやや前後するが,まずは9月初旬ごろに追加が予定されている新種族「デイド」について。デイドは邪神ルードに従う堕落したティアン(人間)という設定になっており,邪神ルードの力で怪物と化しているため,通常のティアンの2倍もの力を持つ。また,ペットを自分の体(髪,胴体,手,足)や武器/武具に「融合」させ,それぞれの効力を上げるといった特殊能力も備える。これはフェアリーと合体する「ポジション」のときも同様で,その場合,外見の異なる一人のキャラクターになる。
 デイドには固定の職業設定がなく,習得するスキルの系列によって,格闘武器を使いこなす戦士系,短剣や二刀流の剣,手裏剣を使う暗殺者系,杖を使って遠距離攻撃魔法を繰り出すマジシャン系に分化していく。
 ペットについても固有の設定を持ち,デイドはサイ型およびオオカミ型のペットを持てる。これらペットには"型"とは別に,攻撃的/防御的という2種類の性格設定があり,前者なら攻撃力を中心に成長し,後者なら防御力が伸びていく。

 デイドには「天上の騎士団」との確執を含むストーリーが割り当てられており,本拠地も設定されている。デイド種族とともに追加される新マップは,その本拠地の周辺地域「ルードの祭壇」「黒火山」「木陰の森」「血の湖」だ。
 また,すでに導入された「闇の4大秘宝クエスト」の簡易版ともいえる「ジェニの宝物システム」が,同じタイミングで実装される。舞台となるのは「ジェニの剣」「ジェニの盾」「ジェニの弓」「ジェニの杖」という4種類のマップ。それぞれにボスモンスターがいて,それを退治するのが目標になる。
 騎士団に属するレベル25〜49のキャラクターが参加可能で,成功すればそのマップを24時間独占的に利用でき,一般のフィールドより経験値とアイテムを効率よく獲得できる。



 さて,Cardinal Sagaが正式サービスに移行するということは,アイテム課金が動き出すということだ。このタイミングで多くの武器/武具/アイテムが追加されるが,グラフィックスを中心にその一部を紹介しておこう。
 まず,「初心者装備シリーズ」。レベルが低くても装備できる一連の武器/武具で,その割に見映えがするのがメリットだ。次に「ゴールド装備シリーズ」。強力なうえに,ゴージャスな外見を特徴とする。こうしたシリーズ装備以外にも,鎧の上から着用することで,自分の属する騎士団の目印となる「騎士団スキンアイテム」や,チャージモードの有効時間を2倍に伸ばすポーション「オーバーチャージ」,変わったところではペットのクマの毛を白くする「クマの白染め薬」などというアイテムも用意される。

 新種族から細かなアイテムまで,広汎な追加が行われる今回のアップデート。基本プレイ料金は無料なので,この機会に触れてみるのもよいだろう。(Guevarista)

画面右上および上段3点が「初心者装備シリーズ」,中段,下段が「ゴールド装備シリーズ」

Cardinal Saga
■開発元:Gnisoft
■発売元:SeedC
■発売日:2005/07/19
■価格:基本プレイ料金無料(アイテム課金)
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2005.07/20050719182652detail.html