[韓国ゲーム事情#489]nFlavor,MMORPG「Rappelz」の日本国内でのサービス提供を計画
Kimの韓国最新PCゲーム事情#489
nFlavor,MMORPG「Rappelz」の日本国内でのサービス提供を計画(2006/2/20)
nFlavorは,日本のガーラとの間でパートナーシップを締結したことを,2月17日に発表した。nFlavorが開発と運営を行っているMMORPG「Rappelz」のサービス提供を,日本とアメリカにおいて開始する計画があるとのことだ。
今回の提携により,nFlavorは,Rappelzのローカライズやアップデートといった技術的な作業を担当し,一方のガーラは,日本やアメリカにおけるマーケティングやサービス運営を手がけることになった。
ガーラは,新興企業のための株式市場であるヘラクレスに上場するIT関連企業で,このところ,オンラインコミュニティやゲームポータルなどの分野に事業を拡張している。また,アメリカにある同社の現地子会社Gala-Netは,英語圏の地域をターゲットとするゲームポータル「GPotato」をオープンして,「Flyff Online」(邦題 フリフ オンライン)のサービスを提供しており,アメリカ市場におけるオンラインゲームパブリッシャとしての地位固めを着々と進めているところだ。
以前にも紹介したが,Rappelzは,開発が中断された「Shining Lore」の元スタッフによって設立された,nFlavorが開発を進めているゲームで,クリーチャーを仲間にして戦闘を行うユニークなシステムを備えている点が特徴的だ。 ただ単にクリーチャーと共に戦えるだけではなく,戦闘を通じて経験を積むことにより,クリーチャーの能力が向上するほか,「転職」の概念と同じように,クリーチャーが進化して,その外見までもが変化する「クリーチャー進化システム」を備えている。 韓国内では1月25日からオープンβテストが行われており,好評を博しているとのことだ。
nFlavor社長のPark,Seung Hyun氏は,「日本やアメリカではコンシューマゲーム機が高いシェアを獲得しているが,今後オンラインゲームのビジネスは,短期間のうちに大きな成長を遂げるだろう。Rappelzのサービス提供を通じて,日本やアメリカにおけるオンラインゲーム市場の発展を加速し,それぞれの国のゲーマー達に新たな楽しみを提供していきたいと考えている」とコメントした。
4Gamerの読者としては,Rapplezのサービスが,日本国内でどのように提供されるかが気になるところだと思われるが,残念ながら詳細に関するコメントは得られなかった。しかし韓国では,オープンβテストが順調に進んでいるとのことなので,日本での展開についても,近々何らかの発表が行われるかもしれない。
ちなみにnFlavorでは,以前「こちら」でもお伝えした,インラインスケートをテーマにしたオンラインスポーツゲーム「Project S」の開発が進行中である。
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