レトロゲーム配信サイト「プロジェクトEGG」は本日（8月1日），「ガイアの紋章」（PC-9801版）の販売を開始した。価格は735円（税込）。
1987年に日本コンピュータシステム（NCS）から発売されたガイアの紋章は，ファンタジーをテーマにしたいわゆるシミュレーションゲーム。広大なガイア大陸を舞台に，プレイヤーは国王ジークハルトとして，長きにわたる光と闇の戦いに挑み，正義と平和のため戦っていくのだ。とはいえ，地獄の沙汰も金次第。敵のユニットを撃破することで得られる資金（ポイント）をため，より強いユニットを雇っていかなければなかなか勝てないのも事実だ。
基本的に，ターン制で進んでいくのだが，次にどちらの番になるのかはサイコロの目によるという，現在ではほとんど例を見ないユニークかつ運まかせのゲームシステムを採用している。最強ユニットである“ホワイトドラゴン”はほとんど無敵だが，値段もまた泣くほど高く，序盤/中盤はけっこう苦労することになるだろう。
全25章からならる「キャンペーンモード」，自分のプレイしたいシナリオを選べる「シナリオモード」，好きなシチュエーションを設定できる「コンストラクションモード」の3種が用意されており，リプレイ性は高め。
シミュレーションゲーム黎明期の傑作といわれるこの「ガイアの紋章」。戦略ものが好きならプレイしてみる価値は十分にあるだろう。（松本隆一）
「ガイアの紋章」 PC-9801版 NCS 735円（税込）
(C)NCS/extreme (C)ProjectEGG
(C)D4Enterprise,Inc.
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