このゲームの読者の評価
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良作、しかし常に付いて回る細かい欠点で損をしている 75 - 投稿者:野良ゲームアナリスト(男性/40代)
- 投稿日:2022/05/28
- 良い点
- ・壮大なストーリーと、合間合間に挟み込まれるコミカルな一幕
・Switchの性能の限界に挑んだかの様なグラフィック(スキップ移動直後はテクスチャーが読み終わるまでに時間が掛かる)
・場面を盛り上げる音楽
・サルベージで楽しく金策出来る
・1よりは少なめになったがそれでも十分な数のクエスト(傭兵団含む)
・複雑だが(条件が揃えば)爽快感が期待出来る戦闘
・個性的で数豊かなブレイドキャラクター - 悪い点
- ・ブレイド入手の大半がガチャ
・フィールドスキルやキズナリング解放の為のUIがお粗末
・戦闘戦利品が崖下や水中に落ちたら拾えない、加えて獲得権(拾えるの)が短時間で消える為に回収に忙しく戦闘に集中出来ない
・1では出来た、戦闘中における味方の呼び寄せが出来なくなった
・チュートリアルが貧弱 - 総評
- ゼノブレイドシリーズ2作目。
1作目をSwitch版(1DE)で遊び、かなり楽しめたので、また3作目を楽しみ尽くす為にも2作目もプレイ。
基本的に買って損はしないレベルで面白いのだが、システム周り特にUIでイラつかせてくれる。しかも常に付いて回る不満な為、かなり損していると言える。
戦闘システムは複雑だが『ずっと俺のターン』で一気に大ダメージを与える事が出来、HPが高いボスやユニーク(ネームド)モンスターとの戦いで真価を発揮する(雑魚相手だとその前に終わる為)
それを成功させるにはこのゲーム特有のシステムであるブレイドとブレイドの属性を把握して、属性間の連携がうまく行くようにしなければならない。
しかし、ブレイドの入手は殆どがガチャである為にどの属性が来るのか分からず、ガチャである為に強いブレイド(レアブレイド)を揃えるのは時間が掛かる為に、『ずっと俺のターン』を味わえる様になるのは中盤以降となる。
入手したブレイドは育てなければならないが、単純に戦闘で使っていれば問題なく育つわけではない。
食事システムの様なポーチアイテムと言うシステムが有り、それがブレイドのスキル習得条件になっている事が多々有る。その為にポーチアイテムを使う前にブレイドを入れ替える手間が発生する。
戦闘以外で用いるフィールドスキルなるものも、発動の為に要求スキルとレベルに応じてブレイドを入れ替える事になり面倒臭い。
戦闘で敵を倒すとその瞬間に戦利品(金)が周囲に撒き散らされるので、崖際や水際で倒してしまうと落ちて拾えなくなってしまう。
これを防ぐには広い場所まで敵を釣る作業が要るが、問題は釣る事自体が困難なのである。
1では味方を呼び寄せる事が出来たが2では出来なくなったので、タンク役を操作していなければ戦闘中に敵を釣る事はまず出来ない(タンク以上にヘイトを稼ぎタゲを奪う必要が有る為)
これは同時に、崖際など落ちそうな位置で戦う味方をどうする事も出来ないと言う事でも有り、カウンター攻撃中の敵に手を出さない様指示出しも出来ないと言う事でも有る。
個人的にこれらはフィールドスキルUIの煩雑さよりも重症に思え、率直に言ってイライラさせられるレベルで有る。
正直、戦闘システムはブレイドコンボの1点を除き1の方が巧く整っていた。
と言うわけで、ホムラとヒカリのビジュアルに釣られて買うともしかしたら後悔するかも知れない。 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 2 5 5 -
満足のいくボリュームだが、ガチャ要素が残念 85 - 投稿者:ポール(男性/20代)
- 投稿日:2020/10/25
- 良い点
- 音楽、ストーリー、グラフィック文句なしです。
ゼノブレイドDEのダークな雰囲気と違い、全体的にコミカルでギャグ要素も含んだ王道ファンタジーになっています。そこに加えてシリアスなシーンやBGMに合わせたムービー展開も緩急がついて、飽きませんでした。 - 悪い点
- ブレイドという主人公たちと共に戦ってくれる存在がいるのですが、メインストーリーに関わるブレイド以外はガチャで当てなければならないというのが残念なポイントでした。メインストーリーに出てくるような高い性能のレアブレイドが中々当たりません。特定のパラメータを上げれば当たりやすくなるものの、それでもかなりアイテムを消費しないときつい印象です。
- 総評
- RPG好きにはオススメしたいゲームです。
ブレイドのガチャはコンプリートしたい人にとっては厳しいですが、進める上では大きな支障にはならないので、そこまで悪いゲームではないです。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 2 5 5 -
全てにおいて高水準、そして超ボリューム 90 - 投稿者:shou(男性/30代)
- 投稿日:2018/06/07
- 良い点
- ・レアブレイド含む魅力的なキャラクターの数々
・物語を盛り上げ彩る熱いBGM
・王道ながらもしっかりと伏線を散りばめつつそれらを回収し、
最終的には壮大なSFに仕立て上げた見事としか言えないストーリー
・他ゲームでは類を見ないレベルのカットシーン演出
・広大且つ美麗なフィールド
・戦略性に溢れ決して冗長にはならない戦闘システム - 悪い点
- ・ゼノシリーズの設定を把握しているかによって物語への理解度が変わりやすい
・無駄としか思えない信頼度等の育成システム
・フィールドスキル等のストレス要素
・目当てのキャラクターを手に入れる為にひたすらガチャをやらされる
・タイガータイガー
・一部消化されていない伏線(DLC待ちか?)
・メインキャラの筈なのに最後まであまりスポットライトの当たらないキャラがちらほらいる - 総評
- 300時間プレイしました。
JRPG等に限らず、薄味なゲームが出される事が多くなってきた昨今これだけのボリュームのゲームを出してきた事に驚きです。
「ゼノシリーズを追いかけてきて高橋監督への愛があるなら絶対買え!」と言える作品だと思います。
【良い部分】
・シナリオについて
王道ではありますが、決して陳腐ではないと言っておきます。
綿密に張り巡らされた伏線、人間とブレイドの在り方について、それらテーマを織り交ぜながら主人公とヒロインのボーイミーツガールを盛り込みそして後半には「ゼノらしい」SF展開へと昇華されていきます。
ムービーを見る時間は長いですが二転三転する展開に加えて、BGMの流れるタイミングやカメラワークが綿密に計算されつくされ、画面の中でキャラクターが縦横無尽に動き、喋り、表情をころころと変わる様は、良質なCGアニメ映画と見紛う出来であり、良質で美麗なカットシーンの数々についつい時間を忘れてしまいます。
特に1話と3話、7話と最終話ののムービーがかなり好きで何度も見直しております。
昨今未だにイベントはキャラのバストアップイラストを表示してセリフをテキストで消化したり、キャラに棒立ちさせて延々と会話させるゲームばかりが目立つ中でこのカットシーンの出来はお見事と言わざるを得ません。
ムービーの時間だけで13時間30分程と、ほとんど2クールアニメと同じようなボリュームに驚愕するばかりです。
・キャラについて
味方も敵もレアブレイドもかなり魅力的です。
特にトラとハナのコンビはこのゲームのMVPに輝くキャラクターであること間違いなしだと思いますし、同じような評価をする人も多いのではないでしょうか。
レアブレイドも種類がとても豊富でプレイ済みの人ともどのキャラが好きで〜と多いに盛り上がれるそうです。
一部主人公であるレックスが子供っぽすぎるとの評価がありますが、彼は物語開始当初からあの歳にして独り立ちをし、おまけに自らの育った里に仕送りまでする超人であり聖人です。
果たしてどれだけの人間が、15歳にして仕事を立派にこなしながら実家に仕送りをしているような人間に対して、子供だなんだと批判出来るのか甚だ疑問ではありますが、しかし確かに年齢が年齢なので若干の未熟さをほんの少しだけ見せるシーンもございます。
しかしそこは、物語にスパイスを加える為に必要な展開であると言えますし、彼はその後もきっちりと成長を果たします。
彼こそが、この物語の主人公としての器を持つ者であり、ヒロインも世界も彼が奮闘したのだからこそ救われたのだと断言出来る人物であると、私は感じております。
・戦闘について
楽しいです。
序盤こそ出来る事が少なく退屈ですが、条件が揃ってくると忙しいの何の。
最初は戸惑うかもしれませんが、物語と育成を進めていくうちに出来る事がどんどん増えていきます。
ブレイドコンボを決めた時に、レアブレイドがアップで映し出されて必殺技を華麗に決めるシーンは何度みても楽しいです。
【悪い部分】
・信頼度と育成について
水増し&冗長
レアブレイドの信頼度を上げる作業があるのですが、最高効率がボタンを連打してポーチにひたすら飯をぶち込み続けるという条件の為、やっていてかなりの虚無感に襲われます。
今はアップデートで便利なアイテムが追加されているようですが、それでもマラソンさせられるので正直きついです。
育成するのは必ずしも強制ではないですが、ゲーム性も何もあったもんではないのでナナカツ含めこういう所は本当になんとかしてほしかった。
・フィールドスキル
何故実装したのかわからないレベルの駄目要素です。
メインクエスト中に求められた時は本気で正気を疑いました。
せめて入れ替え作業さえなければ耐えられたのですが…。
・タイガータイガー
クソゲーです、スタッフも認めています。
トラとハナが魅力的なのできっちりと育成したいのに、これをひたすらやらなければならなかったので気が狂いそうでした。
・スポットの当たらないメインキャラについて
ジークとサイカ、メレフとカグツチ、ビャッコについてはもう少し個人のエピソード等を追加してほしかったです。
特にサイカとビャッコは後半殆どセリフも見せ場もなく、「何で付いてきてるんだろうこの人」と思ってしまうのがものすごく悲しい。
この物語はあくまでもレックスとホムラ/ヒカリ中心の物語である事はわかるのですが、ニアのピックアップを物語中であれだけしていたのですから、他メンバーにもニアやハナ程とはいかなくとも、もう少し掘り下げる等のイベントがあってもよかったのではないかと思います。
【総評】
最初にも書きましたが、ゼノシリーズが好きな人なら買って損はないです。
個人的には、このゲームは設定を大幅に簡略化したスイッチ版ゼノギアスだと感じています。
また、シナリオを重要視する人や、キャラクターのアニメーションが見たいと思う人も買うべきであると言える作品です。
特に前作ゼノブレイドでもそうでしたが、あれだけのボリュームとクオリティを兼ね備えたカットシーンで、大規模のシナリオを演出するゲームはゼノブレイド以外に類を見ません。
(唯一、MGS4が近いレベルでムービーとシナリオに力を入れているかと思います。)
粗のある部分は多いですが、それら全てを吹っ飛ばす程の良質さとボリュームを兼ね備えた、JRPG好きなら一度は手にとって頂きたい至高の一品であると評価できます。 - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 3 5 5 -
全体的に高水準だが快適ではなく、またシナリオは人を選ぶ 65 - 投稿者:y.m(男性/30代)
- 投稿日:2018/02/25
- 良い点
- ・探索しがいのある立体的で幻想的な広いフィールド
・戦闘(説明不足なので仕組みを理解する必要あり)
・ボリューム - 悪い点
- ・メインシナリオの展開
・説明不足 - 総評
- メインシナリオの影響で一回ギブアップしかけました。
各要素は良いとは思います。
特に幻想的で広大かつ立体的なフィールドの表現は素晴らしいと思います。
確かに不満点として
・へルプが不親切(基本最初の一回の説明だけ)
・10〜60分程度ごとに手動で設定する必要のある傭兵システム
・立体的なマップのくせにミニマップや誘導が適当。
・毎回フィールドスキルというのでマップを進んでいく場所があるのですが、
それのためにメニュー開いてブレイド入れ替えてーが面倒。
・戦闘から逃げ切れない 追いかけてくる範囲が広い
などはありますが、それくらいで済んでいるという話ですし、良い要素の方が十分に勝っています。
ただ、シナリオは良くありません。
シナリオの筋自体は王道で良い気がします。でも演出や展開が雑すぎて
自分はすごくきつかったです。(なのでギブアップしかけました)
ムービーがとても多いのですが
主人公(たち)の魅力を語らないで、敵の魅力説明に尺を使いすぎてる上
ムービーでストーリーも動かず、キャラの心情も全く説明出来ておらず
スキップしても問題ないものが多いと感じました。
いわゆる、無言ムービー(プレイヤーに察して欲しい)みたいなやつです。
また、各キャラクターにちゃんと背景はあるのですが
ちゃんと複線を張っていけば、そうだったのか! みたいな展開もありえそうなのに
雑な回収を見てしまいました。
だったらそのキャラ減らして他に時間回しても良かったんじゃね? と思うほどでした。
- プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 2 1 5 -
JRPGの最高傑作 100 - 投稿者:Revia(男性/40代)
- 投稿日:2018/02/11
- 良い点
- 全て。本当にそれしか言いようがない。
- 悪い点
- ・発売当初は色々あったのですが(マップの見辛さとか、メニューでボイスを飛ばせないとか)アップデートでほぼ解消されました。最初からそうあるべきですけどスケジュールの都合上無理だったのでしょう。
・信頼度上げ(キズナリング解放)が苦行かも
私はそれも含めて楽しめたので苦行とは思いませんでしたが、根気はいりますね。ナナコオリよりも、おむすびがつらかった…。 - 総評
- 本編クリア済 Ver.1.2.0時点でのレビューになります。ようやく全ブレイドのキズナリングコンプリートしたので書こうかなと。
今なお名作と呼ばれる初代「ゼノブレイド」から7年。前作ゼノブレイドクロスの不完全燃焼で落胆したファンも多いと思います。私もその1人でした。しかもスイッチ専用タイトルな上に、開発期間もロクにかけておらず不安しかありませんでした。しかし、それは全くの杞憂でしかなかったと思い知らされました。
ゼノブレイド2の魅力とは何か。
1.戦闘の面白さ
ゼノブレイドシリーズといえば、敵との位置関係や敵または自分の状態によって効果が上昇する「アーツ」が重要なファクターですが、今作はそこから派生する「必殺技」や、2種類のコンボ、ブレイドスイッチ、属性、チェインアタックといった複雑な要素が絡み合い見事に昇華している点がスゴイのです。最初は小難しいと感じますが、仕組みがわかるとその完成度に驚かされます。
2.熱いストーリー
ゼノシリーズといえば(特にゼノギアスやゼノサーガ)難解な舞台設定や用語、伏線だらけのシナリオが特徴ですが、今作はそれほどでもなく(まぁ高橋氏にしてはだが)胸アツな展開がワクワク感を増幅させてくれます。ただ寄り道が多すぎて話を忘れがちに…。そんなときはタイトルからイベント視聴もできるという至れり尽くせり仕様。
3.中二病的世界観
初代の巨神と機神も相当ですが、今作の巨神獣(アルス)という世界設定も高橋総監督の為せる技というか、普通思いついてもあんなダイナミックなフィールドはつくれません。この辺はモノリスソフトの底力を感じました。ファンタジーからのSFという最早お馴染みの展開ですが、これがゼノシリーズたる所以なのでしょうね。
4.巨神獣(せかい)を彩る名曲達
初代に引き続き今作では、高橋氏の盟友である光田康則氏やACE、平松建治氏、清田愛未氏といったメンバーが再集結。今作は本当に名曲だらけで、どんだけ曲作ってるんですかと。サントラはよ!
5.キャラクターとブレイド
今作の世界観とも密接に関わるブレイドの存在。これがこのゲームの要であり、全てかもしれません。レアブレイドやエピックブレイドにはCVがつき、より魅力的な存在になることによって、そのブレイドと同調するためには所謂ゲーム内ガチャを死ぬほど回さなくてはいけないというモチベーションを維持させてくれるのです。このシステムのせいで200時間以上プレイすることになろうとは。まぁ結局運ですけど(キッパリ)
そしてゼノシリーズといえばキャラのエロさも重要だと思うのですが、今作はやたら不自然に胸が揺れますね(真顔)。衣装もキワドイものが多いです。でも結局ホムラが一番エロいんですよね。あ、でも声優さん的には………(キリがないのでやめます)。
6.スイッチ専用という意義
今作はぶっちゃけスイッチ専用である必然性はないように思えるのですが、戦闘中のブレイド「スイッチ」や、携帯モードでも割と綺麗なグラフィック、携帯モードでながら信頼度上げポチポチ、といった親和性も感じ取れるので結果的には成功でしょう。
7.モノリスソフトと任天堂の本気(DLCとアップデート)
本編発売と同時にエキスパンションパスも発売され(もちろん購入済)アップデートも月に一度は実施されています。ここに本作にかける開発陣の本気を感じるわけです。実際当初よりかなり遊びやすくなりました。今こそぜひ遊んで欲しいですね。
まとめ
ゼノギアス以来「高橋哲哉」という人間を追いかけてきた自分としては、スクエニという(当時はスクウェア)本家から飛び出た「分家」である彼が会社を作り、悩み抜いて作り上げた作品の集大成こそがゼノブレイド2 なのだと思うのです。中二病的思想から生まれる物語こそがJRPGの根源的な部分を内包しているのではないか。最早彼こそがJRPGの本流なのではないか。故にこのタイトルなわけです。
長文失礼しました。 - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 5 5 -
悪い部分が少ない故に悪い部分が目立ってしまう 70 - 投稿者:ねこぽんた(男性/40代)
- 投稿日:2018/02/09
- 良い点
- ・理解できると深みのでる戦闘システム
ドライバーコンボ、ブレイドコンボ、チェインアタックなどコントロールして使えるようになってからが本番と言える
・見えてる範囲は大体行けるマップ
それでいてストレスないロード時間
・全滅=セーブ地点からやり直しではない
全滅のデメリットはほぼ無いに等しいことから低レベルで倍以上レベル差のある地帯を走り抜けてお宝漁りなんかも捗る - 悪い点
- ・マップの見辛さ
平面だけでなく高低も大きく使われたフィールドに対して、表示されるマップは平面図のみ
行きたい場所があるのにマップを見るだけでは逆に迷うことになる
・演出のテンポの悪さ
戦闘中のフュージョンコンボ演出、移動中のフィールドスキル演出(Aボタンで早送りできるけど)がスキップ不能、設定でオフにもできず、毎回終わるのを眺めることになる
・後半の戦闘が大味
1発でHPの半分近くを削ってくる攻撃を全周囲に発生させたり、ブロー・ノックバックを連発してきたり、地形に引っかかってこちらからは攻撃できない位置から遠距離攻撃してきたり・・・
・同調するまでロールが不明なブレイド
戦闘において攻撃、回復、防御のロールが非常に重要なシステムでありながら、ロールを決定付けるブレイドは同調するまで何のロールか分からない
マルチロールも有りではあるがやはり防御役は防御ロールに徹し、回復役は回復ロールを重視させたほうが戦闘がやりやすいと思う - 総評
- 複雑すぎず簡単すぎず絶妙なバランスの奥深さが込められたRPGとしてかなり完成度の高い作品だとは思う
ただ、それがメインシステムではなくやり込みの方に多く割り振られ
しかしメインシステムではそのやり込みがされていることが前提のように出来上がっているため見方によっては非常にバランスの悪い作品にもなってしまうように思える
その匙加減を上手く調整しろというのはプレイヤー個人の好みが大きくかかわってくるので酷な話となるだろうが・・・ - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 3 4 4 -
ザ・リッチコンテンツRPG 95 - 投稿者:joy(男性/40代)
- 投稿日:2018/01/25
- 良い点
- ・街や店がたくさんあって、これぞRPGという感じがする。
・クエストは何かを渡して終わり、ということはなく、話が展開していく。
全然関係ない事件に巻き込まれたり、せつない結末が見えたり様々。
・ブレイドという相棒の育成要素があるが、レアじゃないブレイドを
育てきってまた会おうなと言って別れる、というサイクルに嵌る。
ストーリーが全く進まないが。
・建物の屋根伝いに飛び移ったり、細い鉄骨の上を歩いたり、冒険心を
くすぐられる。飛び降りポイントが結構あって楽しい。
・一人が話し続けるということがあまりなく、キャラクターの掛け合いが
多くてにぎやか。
・全滅しても「次はがんばるぞ」的なボイス付きで瞬時に復帰。
試行錯誤が苦にならない。
・ファストトラベル時のロードが早い。アイテム集めなどゲーム的な
攻略にはやはり必須。
・レトロ感満載の半強制ミニゲームがあり、やり過ぎだろと思ったが、
楽しく遊ばされる。 - 悪い点
- ・自分は好みだが、ミスリード気味の少しひねった導線が多い印象。
・街の人に話しかけると、仲間キャラがその人と会話を始めたりして、
面白いなと思ったが、ここまでやるならと考えると、内容が物足り
なかったりする。
・携帯モードの画質が潔く劣化。ほぼ携帯モードでのプレイだが
忘れられるレベルではある。
・マップは使いやすくない。マップを見ながら移動するほど便利すぎる
のもどうかと思うが。 - 総評
- ゼノブレイド1は、3DSで中盤までプレイ。クロスは未プレイです。
中盤以降、最初はなんだコレ的だったいろいろな要素が
噛み合い始めて急速にハマリ度が深くなっていく恐ろしいゲームです。
戦闘システムやストーリーにスポットが当たりやすいですが、
バッテリーがなくなるまで遊び続けてしまう理由はそこにはなく
ブレイドという素晴らしいプロットを中心に、周到に張り巡らされた
遊びコンテンツの集合体に魅了されてしまうのです。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 5 -
体積はあるが密度が無い 35 - 投稿者:こんたく(男性/30代)
- 投稿日:2018/01/18
- 良い点
- 戦闘の複雑さ。アクションゲームほどではないが、やれることは多い。また、戦術を考えなければ中々勝てない。ブレイドを切り替えていくのも楽しい。コンボも色々あり、新鮮な気持ちで戦闘ができる
序、中盤のマップの作り込み。高低差もあり、隠し道のようなものがあって探索が楽しい。探索ポイントも多く、素材がたまりやすい
やれることの多さ。かなりボリュームがあり、傭兵団、ミニゲーム、サブクエスト、探索と、終わりが見えないほどやり込める。 - 悪い点
- 戦闘の単純さ。後半になると、HPが半分になった敵が即死攻撃を頻繁にしてくるようになるので、早めに大技で倒すのが最適解になってしまう。また、攻撃だけ、のような尖ったパーティ編成がしづらく、どうしてもパーティが固定されてしまう。
また、せっかく位置取りやコンボという要素があるのに、背面や側面に回ることのできない敵、回復アイテムが落下していってしまう場所にいる敵、コンボができない場所、コンボを完全に封じる耐性を持つ敵、倒した後の報酬アイテムが落ちて行ってしまう場所にいる敵、など非常にストレスのたまる場面が多い
後半のマップのあっさりさ。広く雄大な世界から、急に閉じられたマップが増え、スケールと作り込みが大きく落ちてしまう。基本的に殺風景な景色へと変わってしまう
フィールドスキルの煩雑さ。毎回スキルを使うたびにボイスが流れテンポが悪く、またスキルが足りないと苦労して宝箱や隠し道にたどり着いても引き返すことになる。さらに、スキルの付け替えが非常に面倒。その上、連続で別のフィールドスキルを大量に求めてくる場所が多い。
システムの複雑さ。チュートリアルが一回きりなのに、複雑なシステムが多い。また、情報屋というものがあるが、正直説明書に書いておけばいいことばかりで、存在意義が無い。
サブクエストの単純さと作業の量。サブクエストがお使いゲーになるのは仕方ないことではあるのだが、スキップトラベルや移動を多用し、また前述のフィールドスキルも必要なので、面倒さが勝ってしまう。クエストの確認画面で重要な情報が表示されない。たった一回の会話を聴き逃したら、「その人物は早朝にしか現れない」とか重要な情報を確認し直す手段もない。
ムービーの長さ。作り込んであるとは思うのだが、あまりにどうでもいい場面までムービーにしてしまっている。また、それを軽減するためか、ムービーがぶつ切りになっているのがむしろ不便。少し歩いてはムービー、少し歩いてはムービー、というのが多い。ムービー自体のテンポも悪く、会話劇が多い。もう少しメリハリをつけてムービーにしてほしかった。どこでもムービーなので、ムービーの貴重さがなくなってしまっている
ところどころの冗長さ。フィールドスキルもそうなのですが、傭兵団の演出の長さ、ガチャの演出の長さ、ブレイドの絆リングが一々切り替えないと確認できない、相当にレベル差があっても硬い雑魚、などなど時間がかかる要素が多く、水増し感を覚える。
主人公の魅力のなさ。子供だから勢い任せになったり、反省しないのはしょうがないのだが、ピンチを切り抜ける方法が、終始ヒロインの力頼りだったのは気になった。
ヒロインがいなくなった時ですら、別のヒロインに助けてもらっていて、主人公らしさが無い。仲間の力を借りるのは悪くないのだが、本当に終始武器(ヒロイン)頼りだったのは残念。熱い思いを出すシーンもあるが、それがすべて仲間の力を引き出すきっかけにしかなっておらず、自分自身の力で切り開くことができてない
- 総評
- 褒めるべきところもあるのだが、どうしても開発期間不足、推敲不足、チェック不足が目に付く。本当に、直ぐ気づけるような不満点が多すぎる。
楽しんでいる時間と、ストレスを感じている時間が、6対4と言ったところ。このせいで、なかなかストーリーにも入り込めないという負の連鎖も起こった
アプデで改善されるとは思うのだが、アプデで改善されるときにはクリアしてしまっているので、むしろ虚しくなる
もっと、しっかり作り込んで欲しいという、悲しい気持ちが強い
ゼノブレイド1から正当に進化させるだけで面白くなったはず。なぜところどころ改悪したのか理解ができない。
長くプレイはできたが、その分辛さも積み重なってしまったので、ぜひ開発には次回作での改善をお願いしたい。ボリュームを増やすのではなく、密度を増やしていただきたいです。
ゲーム単体としては厳しすぎる評価になってしまっているかもしれないが、あらゆる面でえがっかりした思いが強すぎたので、評価を上げようとなかなか思えませんでした
前作未プレイであったり、前情報なしでプレイしていれば、もっと点数はあがったと思います - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 1 2 4 -
史上最高峰レベルのオフラインRPG 100 - 投稿者:ロディック(男性/40代)
- 投稿日:2018/01/17
- 良い点
- ・王道でありながら、起承転結がしっかりしたシナリオとラストに向けて盛り上がるストーリー展開
序盤はゼノブレイド2の世界における設定がわかりづらく、主人公の性格と冒険の動機がやや厨二病的であるため、ストーリーに置き去りにされる部分があるものの、ストーリーが進み、仲間が増えるにつれて明らかになってくるそれらの部分が、面白い映画のようにこの先どうなっていくのだろうという期待感に変わっていく。
また、それを裏切らないストーリーで、特に後半は感動的。
・複雑であるが、仕組みを理解すると面白い戦闘システム
ゲーム内における説明がやや不十分であるため、チュートリアルで理解しきらないとしばらく
戦闘のコツを掴めず苦労するが、仲間とブレイドが揃い、コンボの種類や、戦闘テンポが上がると一気に戦闘が面白くなる。
ボス戦などではただ単にダメ―ジを与えるだけではなく、一定のHPまで減らしたらコンボで仕留めないと全滅するなどシビアな部分もあるが、それがマンネリ化を防いでいて適度な緊張感を与えている。
・仲間は勿論、レアブレイドにはそれぞれシナリオイベントが用意されていて、単なるキャラの付け替えにとどまっていない。
それぞれにボイスが用意されてるだけでなく、キャラを掘り下げたイベントが用意されているため単に強さだけではなく、各キャラに興味、愛着をもって選ぶことが出来るし、ブレイドを集める楽しさもある。 - 悪い点
- ・MAPが見づらい
→目的地までの距離と方角は画面に表示されるのでおおよそわかりやすいが、ダンジョンや外のマップなどで高低差がある地形の場合、目的位置がつかみづらく慣れても苦労する。
特に序盤は、目的方向に合わせて直進していると(実は迂回だったり、高低差で道がまちがっていた)フィールドを徘徊する敵が異様に強く何度か全滅するということがあった。
・ブレイドが持つフィールドスキルで突破するところが、序盤はスルーしたり、必ず所有しているブレイドで突破できるが、後半でいきなりそうはいかなくなり戸惑って行き詰まるケースがある。
・全滅した際に死んだ場面から少し戻されるが、その間にいる敵がすべて復活するので、ボスが強くて攻略法を掴むまで何度か全滅するようなところではいちいち同じ雑魚キャラを倒さないといけないので面倒くささを感じる(セーブポイントまで戻されるよりはましかもしれないが)
・ブレイドを派遣してクエストをクリアする傭兵団が実時間ではなく、プレー時間で時間がカウントされるため、中々数をこなすのが難しい。
→switchの持ち運びができる、スリープをよく使うというゲーム機の特性上、プレー時間ではなく実時間でカウントしたほうがいいのではないかと思った。 - 総評
- 悪い点もいくつか挙げたが、良い点が非常に優れているためトータルして個人的に100点以上の出来。
クリアまでにあまり寄り道せず60時間近くかかったが、完全にコンプリートするには100時間以上かかるのではないかと思う。
かなり数が多いイベントシーンはすべてフルボイスであり、ストーリーに没頭するのに大きな役割を果たしている。
これまで他のゲームではそういう部分はスキップしていたが、そういう気にならず、イベントシーンは映画のワンシーンを見ているかのように感じる。
これだけのボリューム、クオリティで序盤からラストまで一貫しているRPGはこれまでプレーしたことなかったので純粋にすごいと思った。
それだけに一部、無駄に難易度を上げたり、快適さを損なっているマップ周りだったり、システムの説明の不十分さは残念であり、そこで挫折するプレーヤーも少なからずいるのではないかと感じるが、そこで諦めないで最後までプレーしてほしいと1ファンとしては思う。
これからDLCで追加ストーリーとオリジナルストーリが配信されるようだが、非常に楽しみで、
これらに備えてやり残した部分を埋めていこうと思う。
これだけの大作の割に現時点での売り上げはそこまでではないようだが、switchユーザーには是非プレーをしてほしい。 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 5 -
ザ・ゲーマー向けタイトル 90 - 投稿者:中の下級者(男性/30代)
- 投稿日:2018/01/11
- 良い点
- ・中毒性の高い戦闘システム
―3人の仲間それぞれが最大3人のバディと組み、バディを切り替えながら戦うのが本作のシステムなのですが、これがかなりクセになる。コンボをつないだり回復をしたりするため、戦況に合わせて次から次へと仲間を切り替えたり移動したりするので、すさまじくライブ感が味わえ、退屈することがありません。
AIもかゆいところに手が届かない感はあるものの概ね優秀で、こと戦闘のクオリティに関しては、シリーズ随一と思えるほどです。
・ハイクオリティなサウンド
―『ゼノブレ』とほぼ同じ作曲家陣が紡ぐサウンドは、変わらずハイクオリティで、燃える曲から癒しの曲、ドラマチックな曲まで、全方面に隙がありません。
また、ボス戦・イベント戦のバリエーションはシリーズ過去作はもとより、他のRPGシリーズと比べても豊富であり、『ゼノブレ』に感じたボス戦曲数の物足りなさは皆無と言えます。
・起伏に富みオリジナリティのあるフィールド
―シリーズの特長であるフィールドのデザインセンスは本作でも健在ですが、過去作にも増して立体的かつ複雑な地形になっており、踏破するのは一筋縄にはいきません。
また、そこに息づくモンスターの面々も、生態や挙動がかなり凝っており、実に生き生きとしていて感動します。
・過去作から大幅に向上した表現面
―シリーズ過去作と比べキャラクターの顔の造形が大幅に改善しており、他のRPGと比べても遜色のない、少なくともプレイ中に違和感を覚えることはない出来になっています。
そのほか、必殺技の導入をはじめとして、いままでいささか地味だった演出面全般が強化されており、画面全体の印象が良くなったと思えます。 - 悪い点
- ・戦闘システムやフィールド探索が複雑
―戦闘はハマってしまえば非常にクセになる傑出した出来栄え…なのですが、なかなかに複雑で、理解するまでには相当な時間を要します。いくらかシステムの共通する『ゼノブレ』『ゼノブレイドクロス』をプレイした自分ですらかなり苦労したので、まったくの初心者には相当ハードルが高いかと思われます。
また、それが魅力でもあるので悩ましいところですが、フィールドはかなり複雑に入り組んだ地形をしており、目的地を示すアイコンに沿ってもいろいろ迂回したり仕掛けを解いたりせねばたどり着けず、初心者やライトユーザーは投げてしまうのでは…と心配になるほどの具合でした。
・不親切なチュートリアル
―いろいろと複雑な本作では、それを補うようにチュートリアルが満載。当然一度見ただけでは到底理解しきれないのですが、一度解説された事項を後で振り返ることは一切できません。もしメッセージを誤って飛ばしてしまおうものなら、その内容はリセットしなければわからずじまいとなります。
加えて、多量のチュートリアルがあってなお、説明不足な項目がいくつかあるのも不満です。一から十まで説明してもプレイの楽しみを損なってしまいかねないと思いますが、それにしてもやや不十分です。
・セーブスロットが一つ、かつプレイ中のデータ再ロードやリセットが行えない
・気取った(?)シナリオ
―困窮した世界設定の都合上か、中盤以降から人間の汚い部分がやたらと強調して描写され、またそれを非難するパーティメンバーの様も見せつけられ、暗い気分になります。
それと、プレイヤーは知らず作中人物だけが知っている情報で「あれは…」とか「なるほど…」だとか、キャラクターたちだけで勝手に納得しているシーンとかが随所にあるのがなんだかなぁ、と。
また、序〜中盤まではファンタジーな世界が展開されていたのが、終盤からは濃ゆいSFネタが展開されていき、ちょっとついていけなくなった覚えがあります。 - 総評
- 総じて、間口が狭くて底が深いタイトルとなっており、初心者にはちょっと勧めがたい作品ですが、ゲーマーなら絶対に遊ぶべきだと思いました。
とはいえ、『ゼノブレイドクロス』に比べればだいぶ遊びやすく配慮されているので、同作を楽しめた人なら、まず問題なく楽しめるでしょう。
タイトルに『2』とついていますが、知っているとニヤリとする要素がいくつかあるだけで、シリーズ過去作をプレイしている必要はありません。…と言いたいところですが、最終盤に前作をプレイしていないと「?」となるシーンが(一か所ぐらいですが)あるので、プレイするに越したことはないかな、と。
初代『ゼノブレイド』とベクトルは違う作品ながら、“不満点はあるがそれを補って余りある魅力のある作品”という点は受け継いでおり、傑作といって差し支えない出来だと思える作品でした。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 4 4 -
よく出来ているが拘りが強すぎるのも…… 60 - 投稿者:あそびにん(男性/40代)
- 投稿日:2018/01/05
- 良い点
- ・戦闘が派手で面白い
戦闘中はキャラがずっと喋っており、キャラ毎の掛け合いも相当数用意されているのでそれを探す楽しみもある。ドライバーコンボ、ブレイドコンボ、フュージョンコンボにもそれぞれ凝った演出が用意されている。
・音楽がいい
BGMに関する悪評は他でもあまり聞かないが本作もいい。プレイヤーそれぞれがお気に入りを見つけるのも難しくないだろう。
・魅力的なキャラクター
多少紳士向けなものが多いが個性が強く魅力的なキャラクターが縦横無尽に暴れ回る。亀ちゃんはこのゲームの良心。 - 悪い点
- ・クロスほどノリきれない
前作ゼノブレイドクロスと比較した場合テンポが悪いと感じる。戦闘において今作の目玉である属性玉関連はパズル的な要素を孕んでおり、QTEと相まってプレイヤーが全体を見て楽しむような余裕を奪っている。また、レベル差による補正が大きく、特にドライバーコンボは自身より格上の敵には入りづらくなる上、通常終盤で手に入る「ベータスコープ」ぐらいしか緩和させる手段がない。
・カメラワークが悪い
オートカメラがあるものの回り込み速度が遅く使い物にならない。また、フィールドが狭く入り組んだ閉所が多いため壁がキャラに被るなどそもそもの使い勝手が悪い。戦闘ではコンボ時に度を越えたアップになるため非常に見づらい、キャラのモデルが地形に潜り込んで見える。
・ブレイド(ガチャ)関連
何を思ったのかソシャゲブラゲにあるようなガチャをよく考えずに実装してしまった。リアルマネーこそかからないもののお目当てのキャラクターを出すまでに苦労するプレイヤーは大多数に上ると思われる。
通常ブレイドはドライバーと呼ばれるキャラクターとセットで運用されるが一度くっつけると貴重品を消耗しないと別のドライバーには付け替えることが出来ない。この事がブレイドの付け替えによる戦術的な楽しみ、キャラクターごとの掛け合いなどの楽しみが楽しみづらくなる要因になっている。
この設定の存在がシナリオ上ではブレイドの移譲に際してある"過程"を経なければならないこととなり、特定のシナリオではシリアスなはずだがどう見てもギャグ以下のものにしか見えないという事態が発生する。
・地形ハメ
入り組んで狭い地形が多いことに起因するのだが強敵とのエンカウントが避けづらくなっている。一部の敵は嫌がらせとしか思えない配置になっているため注意されたし。パーティーの分断も起こりやすい。これらは狭い地形、足場の悪さにより制作側が意図して無さそうな所でも容易に起こり得る。
・ストーリー進行
メインストーリーはカットシーンを繋いでいく感じで進行していくのだがカットシーンは戦闘中にも挟まれる……。ボス戦では必死に戦ってる途中で挟まれて仕切り直しが常である。そして勝っていても負ける……。これらはシナリオを優先しすぎたためだと思われる。実際に進行させるプレイヤーの気持ちや負担など考えられていないのだ。シナリオとゲームの緊密な連携がなされていないと感じる部分は他にもいくつも散見される。 - 総評
- このゲームをプレイして思うのは、やりたいことに対してきちんとゲームとして収めきれていないということです。つまり完成度が低いのです。世界観などもちぐはぐな部分があり、重要な局面で説明の足りぬ専門用語や意味のない会話をキャラクターにさせたりします。
前作でも同じような感想であったことも覚えており、制作スタッフの過去作品から見てもおそらくそういった作風なのでしょう。面白いものを色々詰めるけれども出来上がったものが全体として面白いかどうかはわからない。
2017年は任天堂にとって躍進の年であり、同社からは恐るべき完成度を誇るゼルダやマリオが発表されていたのも感慨深いところでした。 - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 2 1 5 -
RPGとしての重要なポイントをおさえた名作 95 - 投稿者:SELA(女性/40代)
- 投稿日:2018/01/01
- 良い点
- ・フィールド
幻想的なフィールドに目を奪われました。高低差の激しい地形は、街から見下ろせば眼下に下層が広がっており、直接繋がっているため没入感があります。ルクスリア王国の上層から下層へ降りる旅はダイナミックな地形を生かした構成になっており、楽しめました。
・バトル
覚えることは多いですが、慣れてくるとシンプルにボタン操作のみで出せる技の数々が爽快です。戦闘中にやるべきことがチェインアタックという総攻撃をいかに豪快なものにするかの組み立てとなっており、全て想定通りに決まった時はカタルシスを感じることができます。
・キャラクター
主人公の一直線な部分と、少年と大人が入り混じった絶妙な性格を好きになりました。
・シナリオ
世界観の構築と、その世界の中で生きる様々な生命の思いや絆を描くシナリオに魅了されました。7話冒頭、とある理由で落ち込む主人公に仲間の機械仕掛けの女の子がかけたセリフから落涙してしまうようになり、完結までたっぷりと感情移入しながら物語の締めくくりを見守ることができました。大胆なカットシーンや感情豊かなキャラクターが、常に物語に彩りを与えてくれたと思います。
・快適さ
文字の大きさやスキップトラベルのロードが早い点は良かったです。
・やり込み
やり込み要素はあまり好きではないのですが、ソーシャルゲームにあるような「ブレイド」のシステムで、数多く居る個性をもったレアブレイドすべてにイベントが設けられていたのでついついやり込んでいます。そのブレイドと装備品の組み合わせで、自分だけのパーティを組むことができ、様々な戦略に落とし込んでバトルをできる点も魅力です。
・BGM
耳に残る素晴らしい名曲だらけです。ここまでのボリュームと品質を誇った作品は他に並ぶものが無いと感じました。 - 悪い点
- ・快適さ
フィールドスキルの付け替えが、エンゲージしているブレイドのスキルしか使えないため、不便でした。特に蔦などを登っている途中にあるフィールドスキル発動ポイントでは、メニューを開けないため一度降りてから、エンゲージし直して登り直す場面があり、更にその先で別のフィールドスキルを要求してきたときは、かなりストレスが溜まりました。
また、傭兵団の報告時のセリフをスキップできないなど、細かい部分の作り込みが甘いと感じました。
ミニマップが当初拡大したものしかなく使いづらかったですが、12/22のアップデートで改善したため、その他の項目も改善されれば良いと思います。 - 総評
- 私がRPGに求めているものはシナリオ、フィールド、BGM、バトルです。それらすべての要素が高レベルな作品でした。ゲームを進めるうえでストレスを与えるような仕様、ユーザインターフェースは散見しましたが、ゲームに慣れてしまえば些細な問題と捉えるものが多く、殆どの要素は気にならなくなりました。快適性についても、ロードが遅いや、フレームレートが不安定・がくがくするといったゲーム性を損なう要素があれば個人的に致命的だと思いますが、逆にそういった部分は快適だと感じました。文字が大きい点は本当に他のゲームも真似してもらいたい部分です。もちろん、今後使いやすく改善されるに越したことはないので、じっくりとやり込み要素を続けつつ、アップデートを待ちたいと思います。2週目も非常に楽しみです。
- プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 5 -
荒削りところもあるけれど面白いRPG 85 - 投稿者:kensan(男性/40代)
- 投稿日:2017/12/29
- 良い点
- ルールが複雑なものの、理解すると楽しくなり、早く敵を倒せるようになる戦闘が楽しいです。
シリーズの流れで受け継がれてきたものがさらに進化しており、リアルタイムで戦況が変化していく中で、流れを制御するのが好きな人に向いていると感じました。
フィールドの探索要素が多く、立体的な空間を移動して様々なスポットや敵を発見していく遊びがあります。
オープンワールドの探索が好きな人なら楽しめるでしょう。
あちこちに宝箱が配置されているので、探しがいがあります。
ストーリーは少年が少女と出会って成長していくという王道ものですが、世界設定が凝っており、十分なクオリティだったと思います。
好き嫌いはあるでしょうが、けっして品質が悪いと言うことはありません。
グラフィックはキャラクターのモデルがかなり進化していて、クロスとは比べものにならないほどよくなっています。
表情や仕草もこなれていますし、このあたりはむしろウリにできるレベルにまで達していると思います。
待機していると、それぞれにポーズをとったり暇つぶしをし始めるのですが、こちらもそれぞれのキャラにあったものが用意されていて、作り込みに感心しました。
サウンドはすばらしいです。
サントラを単体で購入してもよいレベルです。
グーラのフィールド曲が特に気に入りました。
サブクエストが豊富に用意されており、それぞれにショートストーリーが展開されるので、お使い感が軽減されていると感じました。
ストーリーが進んでも、最初の方の街で新しいクエストが発生するので、再度立ち寄る必要があり、使い捨てになっていなかったのもよかったと思います。
街の発展要素や、商品をコンプすると冒険が楽になっていく要素は、なかなかユニークで面白かったです。 - 悪い点
- よい点の裏返しになりますが、戦闘のルールが複雑な上、説明が少ないので、理解できずに投げてしまう人もいると思います。
説明書がないわりに、ゲーム内でチュートリアルを再確認する手段がないので、ネットで調べないとわからないことが多くなっています。
ネタバレを避けるために攻略サイトを見ない人もいますので、説明書はデジタルでもよいので用意するべきだと思います。
フィールド探索は楽しいものの、マップが立体構造に対応していないため、かなり使いにくいです。
一層ごとに切り替えができるシステムにしてほしいです。
ストーリーの一部に、難民に対する偏見を助長するような表現があり、引っかかりました。
メインストーリーにまったく絡んできませんし、批判的な言葉を述べるのもジークというキャラにあっていませんし、色々と不自然に思えました。
繊細な問題ですので、もっと表現には慎重になるべきではないでしょうか。
キャラクターのモデルはできがいいのですが、ヒロインの胸がやたらと大きすぎ、ずっと違和感を覚えながらプレイをしていました。
もう少し小さめのサイズにしてもいいと思います。
序盤に主人公が気にするくらいで、設定的にもほとんど活かされていないですし。
レアブレイドを成長させるためのクエストがあるのですが、こなすのにやたらと手間がかかるものが多く、正直面倒でした。
これらのクエストについては、バランスの調整がおろそかになっているところが散見されます。
フィールド上のしかけを解除するためにスキルを使う必要があるのですが、必要なキャラをセットするのも面倒でした。
ソート機能が貧弱なわりにキャラやアイテムの種類が多いので、操作性が悪くなっています。
このあたりはクロスの時から抱えている問題ですが、解決できていません。 - 総評
- 全体としてみれば良作RPGだと言えますが、人を選ぶところがあります。
ドラクエが好きで、他のRPGはほとんどやらない、という人には向かないでしょう。
もう少し複雑で、やり込み要素が多いRPGを遊びたい、という人に向いていると思います。
弱点だったキャラのグラフィックがかなり改善されていますが、一方でUIは貧弱なままで、荒削りな部分が残っています。
プレイしてストレスを感じることも多いでしょう。
しかしボリュームが多く、戦闘が面白いので、RPGをがっつり遊びたい人であれば、買って損をするということはないでしょう。
さほど寄り道をしない人でも、100時間は遊べると思います。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 3 4 5 -
戦闘の楽しさは随一。探索は安定の面白さ。ストーリーは好みが分かれるか。 80 - 投稿者:ヤハコ(男性/30代)
- 投稿日:2017/12/25
- 良い点
- .織ぅ肇訥未蝓∪鐺の楽しさは今までのシリーズ以上。敵の体勢崩しや属性玉の付与、ヘイト管理、攻撃する位置など、管理すべき要素は多いが、自然にできるよう配慮されている。敵の行動を少しずつ把握し、戦略、戦術を詰めていくパズルのような楽しみがある。
探索の面白さ。巨神獣という生物の体に広がるフィールドは、様々な情景が広がり、どこへ行っても何かしらのオブジェクトや発見があり、楽しめる。天候も、雨や曇り、雷雲だけでなく、ファンタジーらしい、毒々しい霧や、桜の花びらか火の粉のようなものが舞い散る幻想的なものまで多岐にわたる。
A衙世箸覆襯屮譽ぅ匹梁減漾メインに据えているブレイドは操作キャラクター達の後ろをついてきてくれるだけでなく、会話に(簡易的にだが)参加してきたり、放置しておくと様々なポーズを取ってくれて、楽しい。入手方法は、敵や宝箱からドロップするコアクリスタルというアイテムで、ガチャのようなもの。ほとんど運だが(確率を変動させるアイテムやパラメータはある)、序盤から様々なブレイドを仲間にできる。登場ブレイドは事前情報で公式からほとんど公開されているので、そこで好きなブレイドを見つけるのも良いかもしれない。
ぅ好函璽蝓写未蝋イ嫌いが分かれるか。王道の少年漫画&ボーイ・ミーツ・ガールを、非常に丁寧に描いている。個人的には好みではなかった。だが、ラストの展開は、こうくるか、と唸らされた。ギャグの部分は、現実のネットミームや流行を取り入れている部分がある。 - 悪い点
- 多くが良かった点の裏返し。
\鐺は慣れると非常に楽しいが、それまでが難しい。属性玉や体勢崩しによる大ダメージを理解しないと、異常に硬い敵に辟易とする。また、システムを理解しても、序盤はそれを達成できるブレイドの装着数(最大は3)や所持数、入手手段が限られており、初見では戦闘の楽しさを味わえるようになるのは中盤からになるのではないだろうか。
探索について、確かに面白かったのだが、さすがにシリーズを重ねると、フィールドにどこか既視感を覚えてしまう。過去作と比較して「平原」「雪原」という大まかな分類の一致はあるものの、大樹を要するグーラの平原や、2層構造と敵mobの巨影も含めた雄大な雪原であるルクスリアは確かに違うものではあるのだが、雰囲気の一致は否めない。
また、巨大な生物「巨神獣」の上部ないし内部というフィールドは、遠大な風景に彼らの頭部が映り、息を飲むほどだが、もっと生物の体の一部であることを利用したギミックやフィールドに出会いたかった気持ちがある。内臓器官や腕、頭部などがもっとあれば良かった。グーラやスペルビアの頭頂部から世界を見下ろしたいと思った人も多いのではないだろうか。
コアクリスタルの仕様。序盤から様々なブレイドを仲間にできる可能性がある一方で、基本的にはガチャなので、出ない時は全く出ない。
ぅ哀薀侫ック面、演出面。敵組織の関わるムービーの出来が非常に良い一方で、それ以外のムービーは稚拙に見える時がある。しょぼい爆発で命を落としかけるキャラクターには唖然とした。
また、メインキャラクターのグラフィックは全体的に出来はいいものの、ブレイドのグラフィックには差がある。元イラストと似ていないと感じるものや、口の動きに違和感を覚えるものも。
フィールドの読み込み。ダウンロード版を購入したが、読み込んでいる最中のポリゴンむき出しのフィールドを見る羽目になる機会が多々あった。
ゥャラクターボイス関連。主要キャラクターやレアブレイドには多くのボイスが付いており、賑やかだが、傭兵団への派遣やポーチに好物を入れた時の反応などにも全てボイスがつく。これが飛ばせないものもあり、連続で操作したい場面でボイスによって操作不能になるのにはストレスがあった。 - 総評
- ゼノブレイドシリーズも3作目になり、どんどんブラッシュアップされている。安定の楽しさといったところだが、今までのような驚きは少なかった。それでも、スイッチを持っていて、RPGに興味があるのなら、十分に買う価値があると思う。序盤の困難さを乗り越えれば、雑魚との戦闘でさえ楽しいので、ぜひとも挑戦してみてほしい。
- プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 2 5 4 4 5 -
世界最高峰クラスのオフラインMMORPG 95 - 投稿者:うまぽこ(男性/50代)
- 投稿日:2017/12/22
- 良い点
- 壮大な世界観を構築する圧倒的なストーリー展開
活気ある生活を感じさせる数多くのNPCが時間に応じて行動を変える街
豊富なカットシーンや壮大なフィールドを彩るBGM
クリア後も飽きさせないユニークモンスターや大ボリュームの通常クエスト
レアブレイド専用クエストのバリーエションの多彩さ
そして、今時のMMORPGを意識した奥深い戦闘システム - 悪い点
- Ver1.1.1にて大きな不満は解消されたが、以下の不満がまだ残る
アイテムソートの記憶ON/OFF
装備セットの登録(エンゲージブレイドやアクセサリをセット登録できる機能)
チュートリアルメッセージをあとから見直す機能
傭兵団を出す際に有用スキルを持っているブレイドを先頭からソートする機能
これれは今後のアップデートに期待 - 総評
- 今日の時点で250時間を超えて、そろそろレビューしても問題ないと思いました
正直、100時間未満で批評することは不可能なゲームだと思います
メインストーリークリアでも全体の25%程度ではないだろうかというボリュームで、現時点でも最後のレアブレイド1体が同調できず、通常クエが4ページ残っており、倒していないユニークモンスターも10体以上いるようです
本作のストーリーは序盤から盛り上がり、後半に行くにしたがって高橋監督の色が濃くなっていきます(ゼノギアスなどの過去作のファンには「あ、あのことか?」というのも数多いです。「君の望むすべてを叶える」という戦闘セリフなどなど)
ゼノブレイド1でも感じたカットシーンとBGMの親和性もすさまじく、様々な感情を誘発されて何度も目頭が熱くなりました
目玉のひとつであるレアブレイドには、それぞれに濃厚なクエストがボイス付きで設定されており、後ろを付いてくるだけのNPCどころでは無い物語が用意されています
また実際の冒険を進めるフィールドはゼノブレイド1の頃からすごかったのですが、本作はゼノブレイドクロスを経由してさらに磨きがかかっており、いたずら心やお遊びも満載で驚かされます
それに、とにかく広い。オープンワールドでは無いと明言されていますが、フィールドから街から全部シームレスに繋がっており、つながっていないのは国家間だけだったりします
これだけ冒険を阻害されていないのは実のところ気づきにくい点ですが、すごいことだと思います
そして、このゲームの最大の肝は戦闘システムです
難しいという声も聞きますが、逆にハマった人の声の方が多いのは当然で、本作の戦闘はゼノブレイド1がそうであったように、その時々のMMORPGの戦闘システムと親和性の高いものになっているからです
WoWクローンのMMORPGをプレイしたことがある人は、特に問題なく本作の戦闘システムを理解できたのではないでしょうか
(逆に言うと専門用語が何の説明も無く自然に使われていて不親切な面もある。タンクやヒーラーという単語であったりヒールヘイトの説明が無かったり)
特にボス戦はMMORPGでエンドコンテンツを攻略するような「調査」「考察」「装備ビルド」「練習」「撃破」の流れが明確にあります
ボスは残りHPに応じて戦闘フェーズを進めたり、DPSチェック失敗時のような全滅技を使ってくることすらあります(でもレベルを上げれば回避できるのもオフラインRPGらしい点)
MMORPGでよくある「パーティー全員が俺なら勝てるのに」という欲求を実現できます(笑)
とにかく戦闘の奥が深く、それでいて勝てる組み合わせが制限されることも無く自由な選択肢が用意されています
これが故に私は表題の感想を得たのです。世界最高峰クラスのオフラインMMORPGであると
今後のアップデートを大いに期待しつつ、高橋監督の次回作も楽しみにしています - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 5 5 -
プレイして良かった! 95 - 投稿者:darts(男性/40代)
- 投稿日:2017/12/21
- 良い点
- ・魅力的な世界設定、愛おしいキャラクター達
・軸はシンプルながら練られたストーリーと怒涛の展開
・カットシーン中の表情豊かなキャラクターのアクション
・美しいマップデザインや、テイストの違うキャラクターを上手くまとめたビジュアル
・途方もないボリューム
・各シーンにマッチした派手めのBGM - 悪い点
- ・全体マップを頻繁に見る機会が多いわりに、マップ画面への移行の手順が多い事
・クリア不要な要素にではあるものの、一部のクエストの必要時間や難度が非常に高い事
・チュートリアルが一回きりで後で確認しづらい点、TIPSも各地域に散らばっていてまとめて確認がしづらい事 - 総評
- 魅力的な仲間や敵役と繰り広げる良い意味でのひねりのないストーリーや、独特の世界設定に惹かれる事が多かったです。特に後半の怒涛の展開は、ここ10年のゲームの中でも特にプレイして良かったと思うばかりでした。アニメ調やイラスト調フォトリアル調のテイストが混在するグラフィックですが全体として美しくまとめてあり、シーンや地域にマッチしたBGMなども相まって、ゼノブレイド1と共にお気に入りの一作となっています。
ボイスやカットシーンも多くイベントも盛りだくさんなので、クリアした後も続けて遊んでいるのですが、今作は独特なシステムがありつつも、その解説をゲーム内で再度確認する事が難しく、このあたりの手順については外部の情報を頼る事が多かったのは少し困りました(ネタバレも食らいたくないですしね…)。また今作はクエスト進行などで全体マップを確認する事が多いのですが、その手順がボタン一発で回覧とはいかず、数度の手順を必要とするうえにユーザーマーカー機能も無いので(過去作にはマーカーと誘導ラインはあったのですが…)、そういう細かい点で探索や冒険に負荷がかかる点は気になりました。
ユーザビリティはアップデートでの改善が可能な点も多いので、DLCの実装と一緒に改良を期待したい所ではありますね。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 3 5 5 -
時間を忘れて熱中できるゲーム 90 - 投稿者:おたる(男性/50代)
- 投稿日:2017/12/20
- 良い点
- ・ストーリーがいい
壮大なメインのストーリーはもちろん
随所に散りばめられた時には笑い時には泣けるシーンが随所にある
・音楽がいい
各地のフィールド曲にとてもいいものが多い
またムービー中の音楽の使い方がうまく気持ちが盛り上がる
・戦闘が楽しい
個人的には戦闘システムはこれ以上ないくらい楽しいと思ったが人によっては難しいと感じてしまう可能性もある
しかし思うように戦闘ができるようになると非常に楽しい戦闘システムだと思う
・キャラクターが魅力的
どのキャラクターも個性がありとても魅力的だった
・ロードが早い
色んな所に飛ぶことが多いのでこの点は評価できる
・メインストーリー以外のボリュームもすごい
各レアブレイドにクエストが用意されていてそのどれもがそのキャラクターの存在感を増している
ただし悪い点に記載したがめんどくさいだけと感じる部分もあるのでそこはマイナス - 悪い点
- ・マップが見づらい
最大の欠点はこれ
今後のアップデートで修正があるみたいだがこの点は本当にどうにかして欲しい
・クエストやレアブレイドの成長に理不尽な事を要求されることがある
めんどくさいのを長い時間遊べるからよしとしているとしたら考えて欲しい
・システム面で不親切な点がある
チュートリアルを見返せないため一度見逃すと重要な事を知らないまま進んでしまう
戦闘システムは一応チュートリアルがあるが一度で理解できない人もいると思うのでチュートリアルは後でも見直せる様にして欲しい。 - 総評
- 序盤はチュートリアルな面もありストーリーよりシステム面に目がいくだろうが徐々にストーリーに引き込まれていく。
徐々に明らかになっていくストーリー。そして最後は…。
壮大なストーリーがたくさんの名曲とともに進んでいくゼノブレイド2の世界に多くの人に飛び込んで欲しい。
不満点もあるがそれ以上に楽しいと思える点が多く大満足のゲームだった。
早速12月22日にマップ関連のアップデートがあるみたいだがシステム面の不便さは今後のアップデートに期待したい。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 5 5 -
RPGとしては良作 95 - 投稿者:タイヨー(男性/20代)
- 投稿日:2017/12/20
- 良い点
- ・サウンドが良く、ゲームに合っている
・TVモードのグラフィックが綺麗
・ストーリーが長く楽しむことができる
・戦闘が複雑で飽きることなく長く楽しむことができる
・マップが広く、長時間探索することができる
・レトロゲームを思わせるようなものもあり、幅広いジャンルが用意されてある
・声がキャラクターに合っていて不快に感じさせられない
・運要素などもあり現代のゲームに合っている - 悪い点
- ・携帯モードのグラフィックが少し気になる
・マニアックに感じるようなストーリーが多々ある
・長所で述べたことが短所にまわる部分がある
- 総評
- 前作はプレイしたことがなかったが、初めてでもずいぶんと満足のいく作品だと思った。
幅広い年齢層をターゲットにしているように感じ、自分も狙われたと思うほどのものだった。
全体的に良し悪しはあったが、特に長所が多くあり、誰でも楽しむことができると思った。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 5 4 5 -
良くも悪くもシリーズユーザー向けのゲーム 50 - 投稿者:ぽぽぽp(男性/30代)
- 投稿日:2017/12/17
- 良い点
- ・グラフィックが綺麗
特に背景に関しては世界観とも合わさっていい雰囲気だと思います。非常に丁寧に作られてる印象です。
特に街に関しては世界観に沿った様相はもちろん、横軸だけでなく縦軸までしっかりと作られており歩き回るのが非常に楽しいです。
キャラに関してはキャラデザが複数人おり、好みは分かれると思いますが、モデルの出来自体はそこまで悪くないです。
・サウンド、世界観が魅力的
雰囲気のよいフィールドとそれを邪魔せず惹きたてる音楽は非常に心地よかったです。 - 悪い点
- ・戦闘の難度が非常に高い
基本的に戦闘のバランスにおいて全てのシステムを把握していることが必須であり、
システムの理解が火力等に直結するため「わからないからレベルを上げてゴリ押し」といった方法はあまり通用しません。
ゼノシリーズが初めての私は序盤からボスに何度も倒され雑魚も強すぎてレベルが上げられないという。非常にストレスフルなループにはまりました。
・戦闘システム周りが非常に不親切
上記の不満点を生んだ理由の最大の理由でもあるのですが、とにかくシステムが非常に複雑、且つシステム依存度が非常に高い。
見直しも出来無い上、説明不足のチュートリアルは流石に厳しいです。
・オープンワールドとは名ばかりのオープンワールド
普通のオープンワールドと呼ばれるゲームはちょっと寄り道して良い装備を拾いに行ってみたり端まで歩いてみたり・・・と結構な自由度があったりするものですが、このゲームではそういったことは基本出来ません。
本筋と関係ない方向に歩こうとすると非常に高レベルに設定された敵が大量にいる上、このゲームはレベル差でアクティブ、非アクティブが変わるのですべての敵が襲ってきます。
敵の通常攻撃も古いMMORPGのように距離に関係無く当たるため実質見つかった時点で終わりです。
また、運よく視界を抜けて宝箱を発見したところで宝箱を開けようとすると反応するモブが設置してあったりするので、探索する時間があったら雑魚敵を殴っているほうが幾分か価値があります。
・文字送りが出来ないメインストーリー
全てがそういうシーンではないですが、フルボイスのシーンでは文字送りができないため文字でもう読み終わっているのに音声が終わるまで次の文章を読めないのが非常にストレスでした。
スキップ自体は出来るものの、あらすじ等が表示されるわけでもないので話が完全にわからなくなります。
普通に文字送りを出来るようにするか、飛ばせないシーンをもっと面白いシーンにしてくれないかな?と個人的には思いました。 - 総評
- switchで初の純粋なRPGとのことで購入したのですが非常に置いてけぼり感が強いゲームでした。
私がゼノシリーズを全く触ったことがなかったせいもあるのでしょうが、街中に用途の分からない店が大量にあったり、メニューによく分からないステータスがあったりと情報だけやたらあるのに説明がないので非常に混乱する要素が多く、素材は良いのに(特に背景の作りこみは丁寧で歩くだけで楽しい)万人受けするゲームではないです。
率直に言って非常に面倒くさいゲームですのでそういうのが好きな人には向いていると思います。逆に簡単なゲームが好きな人やビジュアルからアクション要素を期待している人にはまったく向いてないと思います。
特に序盤はシステムが非常に複雑、PTメンバーが三人揃わない、強くなるための導線がない、と三重苦があるため非常にストレスフルで、このあたりで脱落してしまう人も多いだろうな、感じました。
DLC等アップデートの予定もあるらしいのでそのあたりまでに低難度の追加等やシステムをもっとわかり易くするなどの修正をしてほしいと思います。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 1 1 3 -
単調だった戦闘が改善されている 90 - 投稿者:ひものて(男性/30代)
- 投稿日:2017/12/12
- 良い点
- ・章(作品内では話)毎に主人公たちを取り巻く環境やエリアなどが変わるため、飽きない
・アーツが3つまでになったため、操作性が増した
・いかにコンボを狙うかが重要な戦闘になり、戦略性が増した
・サブイベントにもストーリーがあり、結末が知りたくなるのでついつい攻略したくなる
・映画風の重厚なストーリー展開や表現
・戦闘時の属性関係が「すくみ」ではなく反発形式(例:火⇔水)のため理解しやすい
・キャラクターが多いのでそれだけイベント数も内容の濃さも増し、面白い
・イラストレーターを異様な人数採用するという面白い試みがされている
・イベント時BGMがイベントの切れと曲の切れを合わせている - 悪い点
- ・説明書やチュートリアルの見返し機能がない
・高難易度(戦闘ルールをほぼ完璧に理解し、コンボを決められないとまず攻略が無理)
・戦闘中、操作をたまに1回で受け付けないことがある
・敵に見つからずに進むことが難しくなった
・エリアマップがわかりづらい - 総評
- 戦闘の操作性・戦略性や面白さが改善されていると感じました。
前作ではずらっと並んでいたアーツが3つまでになり、XYBボタンだけで放てるので操作性が良い。
また、必殺技には属性があり、特定の属性順番で放つことで段階が発展(コンボ)していき、3段階目の必殺技を放つことで、その必殺技の属性が属性玉として敵に付き、それを利用して敵を一気に鎮めるという面白さ(達成感)もあります。
とはいえあくまでも前作の戦闘を発展させたものであるため、攻撃を避けるといったアクション要素なし、通常攻撃はオートアタック、コンボをいかに決めるかに重点を置いた戦闘であるため、万人向けとは言えません。
前作の戦闘がまったく合わなかった人には今回も合わないと思います。
ストーリーは初見では推測できないほど複雑な内容になっているので、ゲームを進めるたびにキャラの関係性が明らかになっていくことに驚きがあるし、テンポよく進むので途中で飽きることがなかった。
キャラクターはモデルチェンジしましたが人物の陰陽があり、ストーリーの重厚さは健在だった。
残念に思った点は、ゲームの難易度がかなり高いこと。
戦闘でうまくコンボを決められないとまったく攻略できないと思います。
ストーリーは良いのに、戦闘がうまくできなくて進めることができない人が出そう。
高い難易度の戦闘に対してコンボを駆使して挑戦し、攻略するのは楽しかったですが、万人に対してを考えると、イージーモードがあれば良かったと思います。
また、前作では物音を立てなければエンカウントしないなどの要素がありましたが、本作では敵との能力差によってのみエンカウントするしないが決まるため、ゲーム序盤において、絶対に勝てない敵とエンカウントしてしまい、倒されてしまいやすいとも思いました。
ハード性能の向上からか敵の一か所当たりの密集配置数も増えていて、安全なルートを見つけるのに苦労した。
このルート探しもゼノブレシリーズの楽しさでもありますが。
あとは、エリアマップがわかりづらいのが残念だった。
高低差は色の明暗で表現されていますが平面図だし、洞窟の入り口やその内部経路は表示されないため、どうやったら進めるのか、どうやったら目的地マーカーが表示されている場所に行けるのかをしばらくうろうろして探すハメになることがあった。
BGMは場面ごとに合ったものになっていて良かったと思うし、個人的に気に入ったのはイベントの切れと曲の切れがしっかり合わせてあること。
曲の終わりでイベントがちょうど終わるため、キレが非常に良い。
ストーリーのテンポが良く、ゲーム全体としての表現方法にこだわりが感じられ、単調だった戦闘も改善されていて満足です。
キャラクターも感情豊かで親しみやすかったので、DLCで新しいストーリーの展開が予定されているのもとても楽しみだし、期待しています。 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 4 5 5 -
システムが不親切 だが内容は良い 65 - 投稿者:mosyan(男性/30代)
- 投稿日:2017/12/10
- 良い点
- 〜峅感のある戦闘システム
可愛らしいキャラクターデザイン
A埖腓焚山
と麗な景色 - 悪い点
- 仝づらいフィールドマップ
▲押璽狷皀悒襯廚ほぼ無い
Jかりづらい条件
ぅ好ップの出来ない要素 - 総評
- ゼノシリーズは初めてのプレイです。
【よい点】
―盤のうちは敵のHPが軒並み高く戦闘時間も長くなるので、もっさりしている印象でしたが、色々とキャラクターなどが揃ってきた頃からコンボの要素がとても楽しくなります。
詳しい説明は割愛しますが、属性玉を貯めて最後に割って大ダメージという戦闘システムはなかなかのカタルシスがあり面白いです。
デスペナルティがほぼないのも個人的には良い点だと思います。
フィールドにラスボスより強い敵が普通にいて、たまに事故死するので...
映画『楽園追放』なども担当していた齋藤将嗣さんのキャラクターデザインがとても可愛らしく格好良い。
またそれを元にした3Dモデルの出来も良いです。
ただ、敵組織のキャラクターデザインは『ファイナルファンタジー』の野村哲也さんで、不釣り合いなホストっぽいデザインが少し気になりますが...
これは好みの分かれるところでしょう。
フィールドマップやイベントシーンで流れる音楽がとても壮大で良い。
冒険の没入感が増しています。
ぁ峙霓製叩廚箸いε喨も無く大きな生物の中を冒険していくのですが、
その景色がとても美麗で眺めているのも楽しいです。
【悪い点】
〜澗離泪奪廖▲潺縫泪奪廚匹譴盡づらい。
現在位置を確認するのにも毎回手間がかかるのがもどかしいです。
クエストマーカーもいまいち分かりづらい。
おおよその方角しか分からないことも多いのですが、マップの見づらさも相まって迷います。
∪鐺システムやステータスなどなかなか複雑なのですが、一度だけ見れるチュートリアル以外で確認する方法がほぼありません。
一応、各地方にいる情報屋から買うことで少しだけ確認できるのですが、それもほんのちょっとしたヒント程度のものでしかありません。
それくらいは最初から見られるようにしておいて欲しかったところです。
キズナリングという要素があり、これを伸ばしていくことで各キャラの性能が上がっていくのですが条件がとても分かりづらい。
例えば「フーヴォリ・ディブロを倒そう」等という獲得条件があるのですが、ゲーム内に図鑑が無いためどういうモンスターなのか自分で覚えておかないと確認する術がありません。
その他にもアイテムを集めたり、特定の場所に向かったり等の条件も確認がしづらく全体的にストレスが溜まります。
ぅ椒ぅ垢箘貮演出などがスキップ出来ません。
最初の一回だけならよいのですが、何十回も見るブレイド同調の演出や毎回同じボイス演出などスキップ出来ない要素が多いです。
初回演出以降はサクサク進めさせて欲しかったところです。
ストーリーは賛否分かれるところだと思うので上には入れませんでした。
流れは王道ですが個人的には正直くどかったです。
ボス戦等で勝っているにも関わらず、戦闘後のイベントで何故か負けていたりするのも腑に落ちない部分でした。
ただ、これらは好みがあるので悪い点とまではいかないかと思います。
【総評】
メインストーリークリアまでプレイしましたが、ゲーム自体は面白かったです。
特に強敵との戦いは頭を使う必要があるのでなかなかやり応えがありました。
逆にシステム面が不親切なのがとても残念です。
一つ一つ書くと多すぎるので割愛しましたが、上記の悪い点以外にもストレスの溜まる部分は結構多かったです。
せめてマップとゲーム内ヘルプぐらいはちゃんとしたものを用意して欲しかったですね...
ゲームの本編自体は80点以上でも良かったのですがシステム面のマイナスが大きく65点とさせてもらいました。 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 1 3 5
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