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列車でヴァンサバ,ならぬゾンサバ。終わった世界を走り続ける「Choo Choo Survivor」,Steamで配信
本作は(口コミ上では)「Vampire Survivors」を発端に過熱していった,いわゆる“サバイバーライク”のタイトルだ。
ポストアポカリプスが訪れ,動く死体がウヨウヨしている荒野。プレイヤーはそんな終わった世界を走る列車とともに,サバイバー系らしく“アップグレードで大火力を得て”死者を土くれに帰していく。
特徴としては,列車は周辺のゾンビたちに対して自動で攻撃するが,レール上では「前進」と「停止」しかできない。操作方法をシンプルにしつつ,前に進むだけでいいことでゲーム進行をスピーディにしているが,単純化されているゆえの駆け引きが悩ましそうである。
またプレイ中の列車アップグレードは,なにをどう上げていくのかプレイヤー自身で選択していく方式のようだ。
上記のオプション画面らしき画像に「能力を解放する」の文言があることから,周回を重ねる楽しみは備わっているかと思える。
グラフィックス面は値段相応と見るべきか,やや簡素なのは否めないが,開発者のプレイ動画を見るに「空中から戦闘機が援護(?)」「ギアーズのドーンハンマーみたいなものがゾンビを焼き尽くす!」といった演出は盛られているようで,味気ないプレイ風景には見えなかった。あとは,リプレイ性がどこまで担保されているかが評価の分かれ目か。
今回は終点に,サバイバーライクの解説記事も添えておこう。
「Vampire Survivors」の次は何だ? 増え続ける“サバイバーライク”ゲームの歴史とオススメの5タイトルを紹介
自身を強化しながら,無数の敵をぶっ飛ばす……2021年12月に早期アクセスを開始した「Vampire Survivors」のヒットをきっかけに,Steamでは同系列のゲームが多数リリースされている。本稿ではそんな“サバイバーライク”作品の中でオススメの5タイトルを紹介しつつ,ジャンルの起こりを振り返ってみたい。
- 関連タイトル:
Choo Choo Survivor
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